2023年5月17日 08:30
「危ないっ…ブレーキが効かない!」子どもを乗せた電動自転車であわや事故!助けてくれた人たちとは?
安堵の思いで自転車を起こそうとしましたが、電動自転車が想像よりも重く、私の力だけでは起こせません。子どもも「ママ、怖かった」と泣きそうな表情。どうしようと焦っていると「大丈夫?」と車で通りがかった中年の女性が降りてきました。一緒に電動自転車を起こしてくれホッとしたのもつかの間、自転車は傷だらけ、雨よけのカバーも破れていました。自転車に乗りペダルを踏むと「ギーギー」と変な音も。さらには、タイヤがスムーズに進みません。
すると、子どもが「修理に出さなきゃ、ぼく歩けるから大丈夫だよ」とひと言。幸い購入した店舗が徒歩圏内だったため、電動自転車を押して店舗に。
店に着くと前日の店員さんに「結構激しく転んだね、けがをしなくてよかった」と言われ、無償で修理をしてもらいました。子どもがけがをしなくて本当によかったという思いと、やさしくしてくれたみなさんの温かい心で、胸がいっぱいになり涙が出ました。今でも自転車の傷を見るたびに、転倒してしまった日の事を思い出します。安全運転を心がけ、雨の日には極力乗らないように心に決めた出来事です。
作画/ひのっしー
著者:井島りほ
「俺、おかしいのかな…」娘を大切に思えない。育児に疲れ果てた限界父。同僚の言葉にザワついて…?