「え…?」家族のために娘がご飯を作るも、一切口にしない父が放った理由に愕然<毒親と絶縁するまで>
ユズさんも達成感と母親の喜ぶ顔を見て幸せな気持ちに。
お酒を飲む父親は「まだいい」と言いますが、ユズさんは台所におかずが捨てられているのを見つけました。
「汚いから食わない」
父親はそう言って、ユズさんは自分が汚いと思われていることにショックを隠せませんでした。
月日は流れて中学生になるころ、母親はより教育熱心に。
訪問販売で高価な教材セットを大量に購入しますが、入学後に副教材費が必要なことに激怒して学校に連絡します。
担任と副担任と話し合う事態になり、母親はしぶしぶ納得したものの、これ以降少しでもユズさんに気に入らないことがあると「退学させる」と脅すのでした。
訪問販売の教材費に高いお金を支払ったからと、学校にクレームを入れる母親。お金がもったいないのはわかりますが、自分が早まって購入したことが原因であり、学校を責める理由がありませんよね。
学校側が大人の対応をしてくれたものの、これではただの八つ当たり。娘にまで気を遣わせて、母親には子どもっぽい印象を持ってしまいますね。
教材費のお金はとり戻せませんが、大人ならミスしてしまったことを受け入れ、自分の機嫌を自分でとることも大切なのではないでしょうか。
著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ