親しい関係でも、突然絶縁を考えてしまうほどのNG行動があります。今回は「もう会いたくない!」と思われないよう、注意すべき行動を紹介します。過剰に羨ましがる友人に対して羨望の感情を抱くことは人間として自然な反応かもしれませんが、度を超えた賛辞は避けた方が賢明です。それによって、相手が比較されていると感じることがないよう配慮することが重要です。性別で判断しない相手の性別を理由に何かを強要することは、互いの個性や感情を軽視することにつながる可能性があります。個々の特性を尊重し、性別に囚われない関係を築くべきだと言えます。勝手な行動「『夫婦で買い物でも行ってきたら?』という母の言葉に甘えて預けたのですが…帰宅後、息子の前髪を勝手に切っていた母。勝手な行為が許せず『母さん、絶縁だ!』と激怒しました」(30代男性)よかれと思った行動が相手には迷惑と感じられてしまうのは、とても残念です。事前確認を怠らないようにしましょう。繊細な心を持つ男性です男女問わず、誰しも繊細な部分を持っていることを見落としてはいけません。その心情に気を配り、思いやりを持って接することが、健全な関係への道です。(Grapps編集部)
2024年05月02日私は毒親育ちで、結婚と同時に両親との縁を切り、夫の両親が住む義実家で暮らし始めました。義両親との4人暮らしは穏やかそのものです。今回はそんな義実家で経験した、天気にまつわる話です。 天気の話が苦手だった幼少期私は小さいころから、天気の話をしたりされたりするのが苦手でした。学校でクラスメイトから「いい天気だね」とか「今日は寒いね」などと言われても、「なんでそんな意味のない話をしてくるんだろう。答えるのが面倒くさいなぁ」と思っていました。 晴れていようが気温が低かろうが、そんなのわざわざ口に出して誰かと共有する必要のないことで、各々感じていればいいと考えていたのです。そのため、天気や気温の話を振られたときは仏頂面をして受け流したり、時には「で?」などと言って、相手をばかにした態度を取ったりしていました。 天気の話が苦手になった理由私が天気の話をするのが嫌いになったのは、元はといえば両親がきっかけでした。実家にいるとき、私が「今日は暖かいね」や「天気が悪いね」などと両親に話しかけると、彼らに「見ればわかることをいちいち言葉にするな」とか「くだらないことで話しかけるな」と言われていたからです。聞こえないふりをして無視されることもあったと思います。 両親にそうされることで、いつしか私は「天気の話はしてはいけない」という、強迫観念にも近い考えをもつようになりました。両親の意見を受け入れることだけが、当時の私に与えられた正解だったように思います。 天気の話に愛が含まれていることも?今の家族は、よく天気の話をします。同居当初は「傘を持っていくんだよ」や「汗かいたでしょ。シャワーが気持ちいいだろうね」などと義両親から言われるたびに、これまでの思考のクセで、反射的にそっけない態度を取っていました。 ところがあるとき、義両親がする天気の話には、私への気づかいが含まれていることに気づいたのです。意味のない話ではなく、私の心身の健康を思ってくれているのだと。なんてことのない天気の話は、相手を気づかうすてきな話なのだとわかり、今では天気の話が大好きになりました。 夫と、夫の家族と出会えたことで、日々まっすぐで温かい愛情を感じられています。おかげさまで、本当は小さいころから自分は、なんてことのない天気の話をするのが好きだったと思い出せました。これからは義両親のように、さりげなく相手の体調を思いやれる人間になれたらいいなと思っています。 著者/つちやです作画/おはな ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おはな
2024年04月28日優しくていい人だと思った義理の親の、とんでもない裏の顔を見てしまったら……ショックですよね。今回は、良好な関係を築いていた義母が娘にありえないことをし、絶縁した話を紹介します。義母「育児大変でしょ?ひとりで息抜きしてきたら?」「義母とはわりと良好な関係でした。義母は2歳の娘の育児で大変な私を気遣い、『私がウチで子どもの面倒をみるから、〇さん(私)はどこかで息抜きしたら?』とよく言ってくれて、娘を義実家に預けてひとりカフェやランチに行ったりしていました。そんなある日義実家に娘を迎えに行くと、娘の脚に大きなあざが。どこかでぶつけたかなとその時はあまり気にしませんでしたが、また別の日は、今度は背中に大きなあざができていて。不安になった私は義母にそのことを聞きましたが、いつもは優しい義母が激怒し『そんなの知らないわよ!』と言ってきました。怪しんだ私は、義母が娘と2人でいる時に、陰で隠れて見ていたのです。そうしたら義母がソファに娘をわざとぶつけている姿が……。怖くなりすぐに娘を引き取り、それ以降二度と義実家に行かなくなりました。娘には痛い思い、怖い思いをさせて本当に悪かったと後悔しかないです」(30代女性)▽ これはどう考えても「たまたまあざができてしまった」わけではなさそうですよね。娘さんもまだ言葉でうまく伝えられない年齢ですし、怖かったことでしょう。
2024年04月28日トモさんにはカノコちゃんという仲の良い友だちがいます。いつもいっしょに行動していて一番の親友です。トモさんの母はいわゆる「毒親」。トモさんの物を勝手に捨てたり、物をねだると暴力をふるったり、弟だけかわいがったり、トモさんに家事を押し付けたりと、当時トモさんは大変な思いをしていました。トモさんの母親はトモさんの意思やカノコちゃんと遊ぶことを否定し、自分に従わせようとします。 カノコちゃんの家に遊びに行ったとき、「家に帰りたくない。カノコちゃんの家の子どもになりたい」と泣いてしまったトモさん。 カノコちゃんのママは、トモさんの家の状況を察し「簡単にうちの子にはなれないのよ。でも、いつでもココにおいで」とやさしく言ってくれました。 「今日はうちで晩ごはん食べていかない?」と誘われ、カノコちゃんの家で夕食を食べることになったトモさん。 カノコちゃんとごはんを食べる時間が幸せで、トモさんは「この家の子どもになりたい」と心から思いました。しかし、晩御飯を食べ始めてすぐに、チャイムが鳴って……?! 怒った母親が突然友だちの家に上がり込んできて カノコちゃんの家に押し入り「何勝手に食べてんの?」と言うトモさんの母親。 「アンタが晩ごはん作らないせいで、弟が腹空かせてんだけど! 早く帰ってごはん作ってよ!」 トモさんを殴る母親を見て、カノコちゃんのママは、「虐待ですよ」と語気を強めて注意します。 しかし母親は、勝手に窓を開けて「誘拐ー! 誘拐ー! やめてほしかったら、トモを返して!」と大声で叫んだのです。常軌を逸した母親の行動に唖然としたカノコちゃんのママは、「もうカノコと遊ばないで。関わらないで。絶交して」「もうこんな変な親子に付き合ってられない……!」と涙を流しながらトモさんに伝えます。 カノコちゃんからも絶交を宣言され、トモさんは涙ながらに家に連れて帰られたのでした。 トモさんのほんのささやかな幸せな時間を奪い、カノコちゃん親子にまで迷惑行為をした母親。自分で食事を作らず、おなかを空かせた息子を家に残し、わざわざ人の家に押しかけ、トモさんを家に連れ戻して夕食を作らせようとすることも、勝手に人の家に上がり込んで叫ぶことも、もはや異常としか言いようがありません。カノコちゃんのママは、娘や自分に危害が及ぶ可能性を考えて、苦渋の決断をしたのでしょう。人の家庭に立ち入ることは簡単ではありませんが、虐待を目にしたら、都道府県が設置している福祉事務所や児童相談所に通報する義務があります。このときカノコちゃんのママがすぐに通報してくれていれば、すぐにトモさんが保護されたかもしれませんね。 <「虐待かも?」と思ったら>すぐに児童相談所に通告、相談ができる全国共通の番号は「189(いちはやく)」(児童相談所虐待対応ダイヤル)です。匿名で通告、相談もできます。通話料は無料です。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ
2024年04月27日“絶縁のきっかけ”にも?避けるべきNGワードどんな関わり合いにおいても、時にはふとした一言が、関係を断ち切る引き金になり得ると言われています。今回は、身内からの発言で「ショックだったワード」について紹介します。いずれ花開くよ『君はいずれ花開くタイプだから、急がずに焦らずにやればいい!』という発言には、現状を否定する意味を感じてしまう場合も。よかれと思った発言だとしても、控えたほうがよいかもしれません。あれ、髪薄くなってきた?(笑)たとえ冗談のつもりでも、避けるべき言葉は存在します。特に相手がコンプレックスに感じていることに対しては、注意が必要だと言えるでしょう。意地汚いな「義家族とBBQをしていた時、いち早く肉を食べる息子を見て『意地汚いやつだな』と言う義兄。突然の暴言に言葉を失いました」(40歳女性)本人は軽い気持ちで発言していても、受け取る側には暴言のように感じる場合もあります。言い方を工夫することで、相手への伝わり方も変わるでしょう。ちょっとした言葉が引き起こす波紋一見些細な言葉も、相手の心に深い傷を残すことがあります。大切な関係を維持するために、常に言葉選びに注意を払う必要があると言えます。(Grapps編集部)
2024年04月27日トモさんにはカノコちゃんという仲の良い友だちがいます。いつもいっしょに行動していて一番の親友です。トモさんの母はいわゆる「毒親」。トモさんの物を勝手に捨てたり、物をねだると暴力をふるったり、弟だけかわいがったり、トモさんに家事を押し付けたりと、当時トモさんは大変な思いをしていました。カノコちゃんからシール帳をプレゼントしてもらったトモさん。うれしさのあまり涙を流します。しかし帰宅後、母親にシール帳を見つかってしまい、弟が欲しがるからという理由でビリビリに破られてしまいました。 その後、母親はトモさんの意思やカノコちゃんと遊ぶことを否定し、自分に従わせようとします。 ある日学校帰りにカノコちゃんの家に遊びに行ったトモさんは、「もう家に帰りたくない」と思ってしまいました。カノコちゃんが羨ましい… 「カノコちゃんの家の子になりたい」 そうトモさんが口にするのを聞いて、無邪気に喜ぶカノコちゃん。複雑な表情のカノコちゃんのママは、気分転換に夜ごはんを食べていくよう勧めます。しかし、トモさんが母親に電話で伝えると、案の定母親は激怒……!見かねたカノコちゃんのママが電話を代わり、なんとか母親を説き伏せてくれました。 カノコちゃんのママが作ったおいしいごはんを食べて、幸せを噛み締めるトモさんなのでした。 母親は自分の意に沿わないことがあるとすぐに激高する性格のよう。いつも家で夕飯作りをさせられているトモさんにとって、母親がやさしいこと、みんなが持っている物を同じように持っていること、おいしい食事を作ってもらえることなど、すべてが羨ましく感じているようです。カノコちゃん親子と過ごす時間は本当に幸せに感じたでしょうね。母親にはせめて、トモさんが家以外の場所で楽しく過ごす時間を奪わないでほしいものです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ
2024年04月26日義理の親との関係に悩む人は多いですが、実の親とうまくいっていない人もまた多いよう。今回は毒親な実の母親に「お金を貸して」と言われ、断固拒否した話を紹介します。母親に「会いたい」と言われ、楽しみにしてたのに…▽ 子どもにとっては、どんなひどい母親でも母親であることには変わらず、慕いたい気持ちがあるもの。そんな気持ちを踏みにじる母親の言動は、許せませんね……。
2024年04月23日こんにちは! おにぎり2525です~いよいよ新学期が始まりましたね! 今回は小学生の息子のクラス替えについてです。■新学期といえば…親もソワソワ!毎年毎年、息子より緊張している気がします。新しいクラスでも、お友達ができるとうれしいです。頑張れ、息子~!!
2024年04月12日SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2024年1月スタートのテレビドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。ムッチ先輩(磯村勇斗)と並ぶ『不適切にもほどがある!』(TBS系金曜22時)の癒し枠・秋津くん(磯村勇斗)が何気にアプリ婚活を始めて、その入力条件のあまりの細かさに笑ってしまったけれども、そこまで分類したいのは失敗したくない、いや、できないからなんだろうなと思う。令和のこのご時世、現役世代はトライアンドエラーする余裕がない。そして昭和と令和を繋ぐ、平成の30年間という時間は、ITやSNSの普及で他人の成功も失敗も沢山『見える』のが当たり前になる過程でもあった。恐ろしい失敗例を沢山見てしまう我々は、どこかしら大成功とはいえずとも失敗はしない選択肢に傾いてしまう。そのために分類して要素を細かく分析する。65点あれば上等、当たって砕けられない時代なのである。昭和61年を生きている小川市郎(阿部サダヲ)は中学校の体育教師。情に厚いし面倒見も良いが、多様性にも弱者への配慮にも意識は低く、ガサツだ。その小川市郎が昭和から令和にタイムスリップして、騒動を起こしながらも様々な人たちと関わっていく。そんな中で小川は令和に生きる自分の孫・渚(仲里依紗)と出会い、自分と娘の純子(河合優実)が阪神淡路大震災で死ぬことを知る。知ってしまった娘の寿命に心を痛めながらも、どうすべきかの結論は出ない。一方、小川とは逆に令和から昭和にやってきた向坂サカエ(吉田羊)と息子のキヨシ(坂元愛登)は、それぞれ恋に友情にと昭和の暮らしを満喫していたが、それにも異変が起きようとしていた。前回の『失敗したらダメですか』も相当に突き刺さる内容だったが、今回の『分類しなきゃダメですか』もまた、社会に投げかけられた鋭い問いかけの槍だと思う。そしてラベルを貼って、分かりやすく見える部分だけをやたらと持ち上げたり、やたらと叩くという現代の世論の極端さにおいて、分かちがたい要素でもある。9話で、個人的に心に残る好きなシーンがある。純子の墓を囲んで、小川・渚・ゆずる(古田新太)・サカエ・井上(三宅弘城)がそれぞれに純子を想う場面である。父、娘、夫、後輩、それぞれの立場で彼らは純子の人生を想う。それぞれの目線だけれど、そこに体温のある一人の魅力的な女性が浮かび上がる。何もかも上手くいった恵まれた人、パワハラした人、Z世代、老害。それは『そんなんだから』という無責任な言葉と、一面的なレッテルで分類され評価される薄っぺらさとは対になるものだ。それにしても、娘を傷つけられた怒りにまかせて父・ゆずるが歌い出すのはミュージカル『コーラスライン』の名曲『ONE』風の何かだし、歌詞にあろうことか『ワンチャン』などとぶっ込むし、途中で心臓病のゆずるは倒れ込む。倒れ込む背中に渚がかけたガウンを跳ね飛ばして更にキレキレに踊るゆずる、痛々しくも救急車に収容されてもなお歌うゆずるに、小川がかけた言葉は…。「ゆずるくん…ジェームス・ブラウンみたいになってる!(おそらくソウルの帝王・ジェームス・ブラウンのマントプレイを指しているものと思われる)」これこそ宮藤官九郎の『わかるやつだけわかればいい』名場面の一つだと思う。いつにもまして、怒るところか笑うところか泣くところか爆笑するところか、よく分からない混沌としたこの最高の一幕に、クドカンのドラマもまた安易な分類なんか受け付けない無二のものだと痛感するのだった。頑張っているから頑張れと言ってはならないのか、一人で頑張ったら逆に迷惑になるのか、異性への褒め言葉は全て地雷なのか、SNSの人間関係にどう対するか、老害の『害』って何なのか、視聴者としてエンタテインメントの楽しみ方はどこにあるのか、一度失敗したら二度と許されないのか、そして今回、安易に人を分類していいのか。今作の作り手は、決して単に『昭和は良かった』ではなく、令和で多くの個人が持つ配慮や優しさはそのままに、集団心理として過敏になりすぎる息苦しさに何らかの落とし所はないのかと問いかけているように思う。次回はいよいよ最終回である。きっと膝を打つような見事な着地が見られるだろう。切なくて毒が効いていて笑えて愛おしい。このドラマの面白さを分かりやすく説明するのはやっぱり難しい。けれども、見た者にとって忘れがたいドラマになるのは間違いない。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなSNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2024年03月26日今回は、LINEをもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。【LINE】自分の結婚式当日に絶縁宣言した弟主人公が弟の結婚式へ向かっている最中の出来事です。突然弟から「無理に来なくていい」と言われてしまいます。理由を尋ねると、弟の結婚相手は由緒正しい家柄らしく…。「姉が高卒だと知られたら結婚が破談になる」と危惧していたのです。それを聞いて「そんなことあるわけないでしょ?」と否定する主人公。しかし弟は突然「来るな」「帰れ」と暴言を吐き始めました。弟からの絶縁宣言出典:Youtube「Lineドラマ」主人公は「今までしてきた仕送りもなくなるけどいいの?」と忠告。しかし、弟は主人公の言葉に聞く耳すら持たず…。「この家にお前は必要ない」と絶縁宣言をしました。問題さあ、ここで問題です。一方的に主人公との関係を断ち切った弟。この1ヶ月後、弟からきたメッセージとは?ヒント弟は預金口座を見て主人公へ「ある疑い」をかけます。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「Lineドラマ」正解は「なんでうちのお金があんなになくなってるんだよ!」でした。絶縁後「主人公が家族用の預金口座からお金を抜いた」と思っていた弟。弟から問い詰められますが、主人公はまったく手をつけていません。その後、弟がその口座から毎月40万円も散財していることが判明。そんな弟に呆れかえる主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年03月06日今回はLINEをもとにしたクイズを紹介します! クイズの解答を考えてみてくださいね。絶縁を迫る弟の話ある日、主人公は弟から「姉ちゃん要らないわ。絶縁ね」と言われてしまいます。弟は以前から高卒の主人公のことをバカにしていたのです。主人公は「そんな仕打ち…」と思いつつも、弟からの絶縁を受け入れることに。しかし1ヶ月後、慌てた様子の弟から連絡がきました。毎月遺産から振り込まれていた出典:Youtube「Lineドラマ」弟は父の遺産からくるお金が振り込まれなくなったと言い、主人公が使っているのではないかと疑ったのです。そこで主人公がお金の正体を明らかにすると、弟は「へ?」と言葉を失いました。問題さあ、ここで問題です。弟が「父の遺産」だと思っていたお金の正体とは?ヒント弟にとって予想外の事実でした。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「Lineドラマ」正解は「姉が仕送りをしていたお金」でした。なんと弟が父の遺産だと思っていたお金は、主人公の仕送だったのです。絶縁したことで主人公が仕送りを止めたため、弟にお金が振り込まれなくなっていたのでした。弟は仕送りだけでもしてくれと言いますが…。当然、主人公は簡単に絶縁した弟のことを許すつもりはなかったのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年03月05日東京・池袋のサンシャイン水族館では、特別展「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展 極(もうどく展 きわみ)」が、2024年3月15日(金)から11月24日(日)まで開催される。「毒」がテーマの特別展「もうどく展 極」「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展 極(もうどく展 きわみ)」は、「毒」をテーマにした人気シリーズの最終章を飾るイベント。生存戦略のために毒をもった、約30種類の生き物を紹介する。魚類をはじめ、両生類や昆虫類、植物など様々な毒生物たちを目にすることができる。生き物がもつ毒の種類・成分や毒のある部位などを解説したパネル展示とともに、様々な生き物たちの多様性を楽しく知ることができそうだ。強力な毒生物たちを紹介成人10人分の致死量に相当する毒を持つという、カエル界でも“最強クラス”の「モウドクフキヤガエル」をはじめ、「サザナミハギ」や「アオブダイ」など、強力な毒を持つ生物たちが集結。内部に毒を秘める「トラフグ」や、“毒と薬は紙一重?”の「マナマコ」など、生き物たちの毒を巡るエピソードにも注目だ。“サソリモドキ”の刺激臭を体験また、世界三大奇虫と言われる“サソリモドキ”の仲間が放つ刺激臭体験ボックスも用意する。外敵から身を守るために、サソリモドキの肛門付近から噴出される毒液の刺激臭を再現調香。強烈な毒のにおいを体験することができる。毒生物ステッカーなどオリジナルグッズさらに、会場ではわたあめやオリジナルTシャツ、消臭ビーズなど新作オリジナルグッズを販売。2023年に開催された「もうどく展 リミックス」でも好評を博した、毒生物をイメージしたオリジナルステッカーは新デザインで販売される。コラボメニューも加えて、サンシャインシティ専門店街アルパ3階にあるビュッフェ レストラン「ビュッフェアンドグリル シェフズ グッディーズ(BUFFET&GRILL CHEF’S GOODIES)」とコラボレーション。50種類以上の料理が揃うビュッフェにて、モウドクフキヤガエルなど展示生物のイメージカラーに合わせたコラボメニューを味わえる。展示を見に行く前後に訪れるのもおすすめだ。【詳細】サンシャインシティ水族館 特別展「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展 極(もうどく展 極)」開催期間:2024年3月15日(金)~ 11月24日(日)※ 詳しい営業時間は特設ウェブサイトを確認。 会場:サンシャイン水族館 特別展会場住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上料金:通常入場券 600円、「ドックドク★キャンディ」付き入場券 900円※水族館本館ほか対象施設の利用者、 アクアリウムクラブ会員証、サンシャイン水族館年間パスポート持参者、障がい者割引の対象者は上記金額より200円引き。※アクアリウムクラブ会員証・サンシャイン水族館年間パスポート・障がい者手帳または各施設の半券の提示が必要。■ビュッフェアンドグリルシェフズグッディーズ コラボレーション場所:サンシャイシティ 専門店街アルパ3階営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)※最終入店 21:00料 金:・大人「平日」ランチ 1,978円/ディナー 2,418円、「土日祝」 ランチ 2,418円/ディナー 2,858円・小学生「平日」 ランチ 1,318円/ディナー 1,428円、「土日祝」 ランチ 1,428円/ディナー 1,538円・幼児 終日 658円 ※2歳以下は終日無料※最新の営業時間と価格は店舗に問い合わせ。
2024年02月24日皆さんは、モンスターペアレントに困った経験はありますか? 今回は「言いがかりをつけて教師を脅す親」にまつわる物語とその感想を紹介します。親が無理難題を言ってきて…教師をしている主人公は、モンスターペアレントに悩まされていました。言いがかりをつけてくるのは主人公が担任している子どもの親で…。「俺の息子を放置するな!」と怒鳴ってきます。その親は美術部の子どもの作品が、金賞を取らなかったことが気に入らない様子。「PTAの会議だけじゃなく、文部科学省でも話をするからな!」と主人公を脅してきました。教師を懲らしめるのが役目出典:Youtube「Lineドラマ」それから1週間後、本当に文部科学省で話をした親。しかし逆に問い詰められたようで「どういうことだよ!」と主人公に怒ってきます。そんな親に「実は文部科学省の人間は私の父です」と真実を告げた主人公。すると親は「へ?」と驚愕して、顔面蒼白になったのでした。読者の感想何も悪いことをしていないのに教師の主人公が責められるなんて、モンスターペアレントにはうんざりしますね。文部科学省に父がいるため、味方になってくれる人がいて本当によかったです。(50代/女性)金賞を取らなかったことに対してクレームを入れてくるとは驚きですね。主人公の父がしっかり追い払ってくれたようでよかったです。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月20日2日のブログで、白血病と診断されたことを告白したモデル・ネイボールが17日に自身のアメブロを更新。見舞いに来た“ほぼ絶縁関係”だった人物についてつづった。この日、ネイボールは「たくさん泣きました」というタイトルでブログを更新。「ほぼ絶縁関係だった、友人のフェルナンデス直行君になんとなく連絡してみました」と明かし「白血病になってしまった…と伝えました。そしたら、次の日お見舞いにきてくれました」と俳優・フェルナンデス直行との2ショットを公開した。続けて「何年もあってなかったので凄く嬉しかったです!」とコメントし「たくさんはなして、お互い泣きました笑」と説明。「フェルナンデス君は昔から俳優活動をしていて色んな作品にでています」と紹介した。また「外の景色がみたいと、お願いしたら。よくバイクに乗ってツーリングするから、ツーリングの動画を撮って見せてあげるよ、と言われました」と明かし「僕が退院したらバイクの後ろに乗せてくれると言ってくれました。楽しみです」と嬉しそうにコメント。「これから色んな景色を見せてくれます」とつづった。この投稿に読者からは「元気になって、バイクに乗せて貰ってね」「お友達に会えてよかったですね」「みんな応援しています」などのコメントが寄せられている。
2024年02月18日今まで人任せにしてきた人が急に自分の意見を聞かれると、動揺しますよね。もし全て嫁任せにしてきた息子が、絶縁を迫られた際にきちんと意見を言ったら、あなたはどう感じますか?今回は、体験談をコミカルに描く人気クリエイターのライコミちゃん(@ricomichan)の人気漫画『”強欲すぎる”息子夫婦との闘い』をご紹介します。職場の先輩が……同じ職場で働く先輩ハルちゃんとその娘から、息子夫婦の話を聞くライコミちゃん。ハルちゃんの娘は、息子夫婦にエアコンを要求されて以来、何度も家電を買ってあげていました。その後、引っ越すからと再びエアコンをおねだりされ断ると、嫁はハルちゃんや娘を罵倒。そして今度は、ハルちゃんにねだるものの、もちろん断られます。逆ギレする嫁に正論で返答するハルちゃんは、これまで黙りこくっている息子に意見を求め……。初めて自分の意見を言った息子……しかし先輩は……話に進展があり……?息子の変わり始めたようすに、少し安心した様子のハルちゃん。数か月後、息子夫婦はハルちゃんの家にやってきて、今までの非礼を謝罪し、ひどい態度をとってきた理由を話し始めます。その後、改心した夫婦からの謝罪を受け入れたハルちゃんは、家族で改めて記念写真を撮るのでした。母親の説教で変わり始める息子……、あなただったらこんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ricomichan)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月05日■これまでのあらすじ結婚して以来子どもを望んでいた美咲だが、夫の拓也はその生い立ちから親になる勇気が出ず、非協力的になってしまっていた。思い悩む美咲を必死すぎて嫌とまで思っていた拓也だったが、先輩のアドバイスから美咲と話し合いを重ねてついに妊活をスタート。しかし1年後、待望の妊娠がわかるが、流産してしまう。数年後、美咲は赤ちゃんと生活するが、拓也が子育てに参加しないことに寂しさを募らせていた。そんなある日、拓也の態度にしびれを切らした美咲は「私たちに関心を持って」と訴える。しかし拓也に今は一緒にいたくないと言われ、美咲は拓也の心配が的中したと言う。「拓也は親になれなかった」のだと…。■親になれなかったのは夫だけ?■そんなこと言える立場?「拓也は親になれなかった」と口にした美咲に、拓也は「俺だけが親になれなかったのか?」と問いかけます。すると、育児を全部自分に押し付けて、帰宅しても何もしない、それに加え飲み歩くようになって、自分と花ちゃんと触れ合うことを避けているクセに…。「なんで被害者面してるの?」ハッキリと言い返す美咲に、拓也は「親になれないのはふたりの問題だ」と言うのですが、それはいったいどんな意味なのでしょうか?次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年02月02日絶対にダメ!男性に絶縁されるNG行動彼が冷たくなったり、連絡の頻度が減ったりすると、別れを予感することもあるでしょう。デートすら断られるようになると、いつフラれてもおかしくない状態かもしれません。男性にやってはいけないNG行動はなんでしょうか?涙を使うのはやめて彼との関係が冷めた時に、自分の思い通りにならないことに泣いてしまうのは絶対にNGです。弱さをアピールして要求を通そうとするのは、男性にとって面倒くさい行動となるでしょう。脅しは禁物話し合いが上手くいかないからといって、彼を脅すことは避けましょう。このような言葉で事態が好転することはありません。彼が疲れ切っている状態で、心にもない言葉を投げかけることは避けるべきです。自己中心的な話に終始しない沈黙の時間に恐怖を感じても、自己中心的な話に終始することは彼を疲れさせる原因となります。会話を楽しみたいなら、彼を観察し、お互いが知っている話題から話を広げるなど、彼が話したくなるきっかけを探しましょう。話題が途切れたら、あえて会わない時間を作り、自分の時間を楽しむことも考えましょう。予告なしに彼の元へ行かない彼との会う頻度が減っているからといって、彼の職場や家の近くに待ち伏せをしてはいけません。また、彼の家に突撃することも控えましょう。予告なしに現れることで、彼に別れを決意させてしまう可能性もあります。別れの危機に冷静な対応を彼の気持ちが冷めかけている時こそ、感情的な行動を取らないようにしましょう。別れの危機を感じた時ほど、冷静な対応が求められます。彼との関係を修復するためには、話し合いやお互いの気持ちを尊重することが重要です。(愛カツ編集部)
2024年01月07日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。義母と絶縁中義母との関係を断って、夫と娘と幸せに暮らしていた主人公。そんなある日、絶縁中と知った義弟の嫁から「かわいそう!」「義母との仲を取り持つ」と提案を受けます。義母との関係を修復するつもりがない主人公は、絶縁に至った経緯を義弟の嫁に話すことに。それはまだ主人公が妊娠していた頃、義母から差し入れと称してゼリーをもらった主人公。しかしそのゼリーを口にした瞬間、アレルギー反応が起こり、危険な状態に陥ってしまったのです。知っていたはずなのに…出典:モナ・リザの戯言主人公のアレルギーについて知っていたはずなのに、差し入れでゼリーを持ってきた義母のことを主人公は許せませんでした。ここでクイズ義母のありえない嫌がらせの話を聞いて、義弟の嫁が主人公にかけた言葉とは?ヒント!義弟の嫁の言葉に、主人公は唖然としました。話を聞いた義弟の嫁は…出典:モナ・リザの戯言正解は…正解は「お義母さんの思いやりですよ」でした。主人公から話を聞いた義弟の嫁は「お義母さんの思いやりですよ」と一言。こちらの気持ちを考えない義弟の嫁のとんでもない発言に唖然とする主人公なのでした。イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(Grapps編集部)
2024年01月05日“絶縁のきっかけ”になるNGワード3選どのような関係性でも、何気ない一言が絶縁のきっかけとなります。今回は男性たちに「言われてショックを受けた一言」について聞いてみました。職場で…「職場の同僚と付き合っていたんですけど、彼女の方が先に出世コースに乗っていました。それ自体はお祝いしていたんですけど、『〇〇君は遅咲きタイプだもんね、自分のペースで取り組んだらいいよ!』って言われてしまいました。俺はそんなことを気にしていなかったのに、この一言をきっかけに段々気持ちが冷めて別れました…」(26歳/男性)たとえ悪気はなくても、言われた側が深く傷つく可能性もあります。職場の同僚でも恋人同士でも、相手の気持ちを考えた発言ができるといいですね。お家デート中…「お家デート中に『最近髪の毛寂しくなってきたよね(笑)』と指摘されて、ガッカリしました。たしかに寒々しくなっていたけど、これからもこういう発言が続くのかなと思うと、別れた方がお互いのためかなと思ってしまいました」(33歳/男性)冗談でも言ってはいけないことがあります。特に本人がコンプレックスに思っている場合は、指摘しないようにしましょう。転職を決意して…「職場がブラックだったんで、転職活動をしようとしていたら『それって将来性あるの?』と言われました。とてもきつかったです。自分が一生懸命取り組もうとしていることを疑問視されると疲れます。たぶん別れるだろうな」(27歳/男性)相手の気持ちを考えずに自分の意見を押し付けるのはNGです。本当に将来性あるのか不安に思っても、まずは相手の話を聞くといいでしょう。ささいな発言でも…ささいな言葉でも、相手の心に傷を残すことがあります。同僚や恋人など、大切な人間関係を壊さずに済ませるためにも、言葉遣いには十分気を配りましょう。(Grapps編集部)
2023年12月14日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。強烈すぎる義母主人公は強烈すぎる義母と絶縁状態にありました。義実家は遠方だったため、普段は義両親のことを忘れていたのですが…。絶縁状態出典:Grappsある日、息子が「これってばあちゃんかな?」とスマホを見せてきました。どうやらよくわからないメッセージが届いていたようです。しかし義母は息子のアカウントを知らないはずなので、不思議に思っていた主人公。ここでクイズアカウントがバレた理由とは?ヒント!主人公と息子には心あたりがありました。いとこ同士の交流出典:Grapps正解は…正解は「義妹の娘たちに教えてもらった」でした。数年に一度、義妹の娘たちと交流をしていた息子。そのときに交換したSNSのアカウントを義母に教えていたのです。初孫である息子への執着が強いメッセージ内容に主人公夫婦はドン引きし…。義妹一家とも疎遠になったのでした。イラスト:たまなべ※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年12月08日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。実家から離れて公務員として働くユズさんは、たびたび両親からお金の無心をされ、断ることもできず自分の食費と健康を犠牲にしていました。いつしか母親はユズさんの職場にまで無心の電話をし始め、ユズさんはついにうつ病に。休職して療養中、薬の副作用で太ったユズさんを見て「みっともない」と言う母親。ユズさんは摂食障害も併発し、入院先の医師から両親の言動は「虐待」だと言われます。自分を否定し続けてきたユズさんは、自分に肯定的になることで徐々に摂食障害の症状が回復。その後、無事に退院することはできましたが……。なかなか切れない親子の縁 母親はユズさんが入院していたことを知っても、自分の生活の心配ばかり。ユズさんは友人やのちに夫となるユウさんに助けられながら、仕事を退職してうつ病の治療を続けます。 そんな中、母親から脳梗塞で倒れたと連絡が。ユズさんは「自分が支えなければ」とまた思い始めますが、実際は高血圧での入院でした。 「きちんとした食事をして」と彼からのお見舞金を両親に渡すも、結局無駄遣いをする両親を見て落胆するユズさん。しかし、どうしてもきらいになることはできませんでした。 実家をあとにして数日後、母親からまたしても無心の連絡が。なんと渡したお金を、あっという間に使い切ったと言うのです。 怒ったユズさんはこのとき、当たり前に大切に思ってきた親の存在が、そうではなくなりつつあることを実感するのでした。 彼からの善意のお金を娯楽に使い、なくなるとまた無心する母親。他人にまでたかろうとする母親は、もう常識的な感覚が麻痺しているのかもしれませんね。 そんな母親からユウさんを守るためにも、ユズさんは両親との関係を見つめなおす潮時でしょう。苦しいことですが、このままではユズさんとユウさん2人の未来まで壊れてしまうかもしれません。 何度も期待しては裏切られ、もはや歩み寄ることが解決に向かうとも思えない親子関係。 ユズさんには今まで出会ったたくさんの味方がいるはず。自信を持って、前だけを見て人生を歩んでほしいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月29日「毒親」という言葉が世間一般に知られるようになってきましたが、私の父も祖父母も毒親でした。子どものときは本当につらい思いをし、その毒親ぶりは今でも夢に出てきて夜中に飛び起きてしまうほどです。しかし、捉え方を変えれば彼らは立派な反面教師。今回は毒親育児を反面教師にしている私の経験をお伝えします。祖父母からの言葉がけを反面教師に私は物心ついたときには祖父母に育てられており、実の両親の顔を知りませんでした。今でも、なぜ両親がいなかったのかはわかりませんし、知りたくもありません。それでもやさしい祖父母に育てられて、めでたしめでたしといきたいところでしたが、決してそういうわけにはいかなかったのです。 祖父母はとても恩着せがましく、口癖のように「お前は本当は施設行きだったのに」と言ってきたのです。これは今思い出してもつらい言葉です。そのため、私はわが子には毎日のように「生まれてきてくれてありがとう」と伝えるように心がけています。 お風呂は週1、おかずはスーパーの総菜のみ祖父母は戦争時代を生きた人だったためか、今の人と感覚がズレているところがありました。その最たる例がお風呂に毎日入らないことです。どんなに汗をかいても週1回しかお風呂に入れてくれませんでした。 また、祖父母は2人ともごはんを作ることができないからと毎日スーパーの総菜を与えられました。そのため、私にとってのおふくろの味はスーパーの総菜なのです。 これらの経験から、私はどんなに疲れていてもわが子を毎日丁寧に入浴させ、手作りの料理をおなかいっぱい食べさせるように努めています。 父が帰ってきてからは恐怖政治が始まるそれでも、小学生のときにフラッと父が帰ってきてお風呂などの衛生面は改善されました。ところが、この父親もとんでもない人でした。思い通りにならなければ乱暴な言葉で怒鳴って言うことを聞かせようとするのです。その怒り方は本当に常軌を逸していて、とても恐ろしいものでした。 父はたまに家に立ち寄る程度の存在だったのに、怒鳴り散らすためだけに現れることもあって、父がいると気が休まりませんでした。私はこの父の恐怖政治を反面教師に、むやみに大声を出さず、諭すように叱ることを心がけています。 私自身は毒親にはなるまいと努めてきたためか、わが子はのびのびと育っています。昔のつらい思い出を振り切れる日はなかなかこないと思いますが、子育ての反面教師として毒親との思い出を利用すれば、親としての道を踏みはずすことはないだろうとプラスに考えるようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて専門家や専門機関に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/imasaku著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2023年11月27日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。実家から離れて公務員として働くユズさんは、度々両親からお金の無心をされ、断ることもできず自分の食費と健康を犠牲にしていました。いつしか母親はユズさんの職場にまで無心の電話をし始め、さすがにユズさんも不満が爆発。「もうお金をとらないで」とはっきり伝えますが、母親の職場への電話はエスカレート……。上司は親身になって対策してくれ、友人や彼氏も励ましてくれますが、ユズさんはついにうつ病と診断されます。ユズさんは休職して療養しますが、そう簡単には回復せず……。 母親と離れても心は限界に※病名に抑うつ状態と描かれていますが、「抑うつ」は、症状あるいは状態像(症状のパターンを型にまとめたもの)を指す言葉であり、病名ではありません。うつ病の症状の1つとして抑うつが見られることがよくありますが、抑うつがあれば必ずうつ病というわけではありません。 ※希死念慮…「消えてなくなりたい」、「楽になりたい」などと思うこと つらそうな姿を見かねた彼が同棲をユズさんに提案。その件を母親に連絡すると一度帰ってくるように言われました。 久しぶりに会った母親は、薬の副作用で太ったユズさんを見て「みっともない」と批判。父親もデブだと笑い、ユズさんはさらに体調が悪化しました。 それでもお金の無心を続ける母親からのストレスで、ユズさんは摂食障害を併発し入院。 つらい療養生活を送る中で、医師からはっきりと「心理的虐待を受けていた」と告げられます。 ユズさんは自分は悪くなかったとわかったことで、徐々に症状が回復。無事に退院することができたのでした。 今まで両親からの言動に違和感があっても、それが親子の形だと思って自分を否定し続けてきたユズさん。医師から両親の1つひとつの行動が虐待だと言ってもらえたことで、自分を受け入れることができたようです。 そして心の病で苦しむ娘にひどい言葉を投げかける両親は、ユズさんが大人になっても虐待を続けているということがやっと明らかになりました。この入院をきっかけに、親の呪縛から開放されるといいですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月26日嫁姑問題で、頭を悩ませている方も少なくないですよね。もし息子の嫁から絶縁を言い出されたら……?今回は、体験談をコミカルに描く人気クリエイターのライコミちゃん(@ricomichan)さんの人気漫画『”強欲すぎる”息子夫婦との闘い』より衝撃のワンシーンをお届けします。いつも笑顔なのに……「息子の嫁の非常識さ」に悩んでいたハルちゃん。なんと娘が“息子夫婦”に絶縁状を叩きつけたことが発覚。娘の話によると、息子の嫁は初対面でエアコンを要求し、その後も娘に家電からベビー用品までねだり、断ると息子の嫁は暴言を吐いてくる始末。それに怒り心頭の娘は、嫁に絶縁宣言するも、息子は状況を理解しておらず……。その後、エアコンをねだろうと電話をしてきた息子夫婦をハルちゃんは叱ります。そして絶縁を匂わせる嫁に「絶縁で結構」と言い切ったのです。息子に意見を問う……息子の返答とは?絶縁する意味がわかっていない様子……絶縁と言い出したのは弟嫁なのにも関わらず、キッパリ「絶縁で結構」と言い切られると逆ギレする弟嫁。一方息子は、ハルちゃんが絶縁に踏み切った背景をまったく理解できていない様子です……。その後のお話では、ようやく息子は自分が甘えていることを自覚するのでした。この漫画に読者は『義理嫁も頭に来ますが、煮えきれない息子さんも困ったものですよね。私なら暫く関係を疎遠にします。それから様子をみて考えます。』『弟の奥さんが異常と思いきや、弟までダメだとは。これは救いようがないですね。弟がこれではその奥さんも変わりようがないですし、絶縁、もしくはオネダリには完全拒否します。』『「絶縁する意味がわからない」ということは、「絶縁を切り出されるほどのことをした覚えが無い」と言っているのと同じだと思うので、息子の甘さをここからも感じました。』など、息子の無自覚な態度に対し、厳しい声が多く集まりました。鈍感な息子……母が声をかけるまで、ずっと黙っていた息子。息子は甘えていた自身の行動を振り返り、夫婦で話し合うことを決断しました。嫁の言いなりになる息子……あなただったら、こんなときどんな対応をしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ricomichan)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年11月20日木南晴夏が主演を務める「セクシー田中さん」の5話が11月19日に放送。田中さんの両親の登場に、「親のかがみだわ」や「こんな親に私もなりたい」などの声が上がっている。人気漫画家・芦原妃名子の同名漫画が原作の本作は、正反対なタイプの女性たちが出会いポジティブな化学反応を起こしていく物語。ベリーダンサーとしての生きがいを見つけた主人公・田中さんを木南晴夏、田中さんの同僚で彼女を全力で推す倉橋朱里を生見愛瑠、女性に対する偏見が強かったものの少しずつ変わっているサラリーマン・笙野浩介を毎熊克哉、笙野の同僚で朱里を好きな小西を前田公輝、田中さんの憧れの人でサバランの店主・三好を安田顕、ベリーダンススクールの講師・Miki先生を高橋メアリージュンが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。思いがけず、田中さん(木南晴夏)の恋心を踏みにじるような発言をしてしまった笙野(毎熊克哉)に対し、怒り狂う朱里(生見愛瑠)は怒涛の勢いで怒りのメッセージを送りつける。一方、小西(前田公輝)は、田中さんから返事が来ず落ち込む笙野に、正論をぶつける。そして笙野は、自分が何に対してモヤモヤしているのかわからないまま、三好(安田顕)の店「Sabalan」へ向かうのだった。数日後。小西に誘われて「Sabalan」に向かった朱里は店の前で田中さんに遭遇し、3人で店へ。するとそこには、三好からダラブッカを教えてもらう笙野の姿が。田中さんが好きになったモノをもっと知りたいと照れながら打ち明ける笙野。頑固で固定観念に囚われた笙野の価値観すら変えてしまった田中さんと、自分は何が違うのか。落ち込みそうになった朱里は、ベリーダンスに集中しようとする。そんな中、三好に頼まれて故郷の松戸でショーに出演することになった田中さんは、勢いで「見に行く」と宣言した笙野、そして朱里と小西と共に松戸に遠征することになり――というのが5話の展開。推しの田中さんが青春時代を過ごした聖地に降り立った朱里は、大興奮。ひたすら写真を撮り、妄想を楽しむ。しかし3人が会場に着くと、そこにはひとり落ち込んでいる田中さんの姿が。実は四十肩のせいで本調子ではないため、不安になっていた。三好パワーも効かない田中さんを前に、オロオロする朱里だが、そこに田中さんの両親が。不安でいっぱいの田中さんを「失敗したって良いじゃないか。僕たちはね、上手に踊る京子を見にきたんじゃないんだよ」「そうよ、頑張って一生懸命練習して、逃げ出したいのに逃げ出さずにここにいる今日の京子を見にきたの」と言って励まし、ステージへと送り出すのだった。そんな田中さんの両親にSNSでは「セクシー田中さんのご両親の言葉に泣ける!最高だ。こんな親に私もなりたい」や「田中さんちのご両親素晴らしすぎない?親のかがみだわ、、、」、「田中さん親から愛されてて涙出る、良かったねぇ」などの声が上がっている。その後、3人は田中さんの両親にお呼ばれし、お父さんお手製のちらし寿司をご馳走になることに。さらにそのままお泊まりまでさせてもらうことになり、朱里は布団敷きを、笙野と田中さんはお皿洗いを手伝う。そんな田中さんの好きなものを知ろうとし、かつては自分の実家で座ったままだった笙野のどんどん変わっていく姿に「どんどん変わっていく笙野さん微笑ましくなってきた」や「笙野が癒され枠になってしまった」の声が。また親との嫌な記憶に落ち込む朱里とそんな彼女に寄り添う小西のキス寸前の場面に遭遇し、憧れだった友達との恋バナもした田中さんは眠れなくなってしまう。そんな田中さんの姿に「自分の恋バナじゃないのに眠れないトコ、可愛い」や「恋バナでテンション爆上げの田中さん可愛すぎるw」などの声が上がっている。【第6話あらすじ】田中さんの憧れのベリーダンサー・愛子先生(未唯mie)のショーが、「Sabalan」で行われることに。田中さんと一緒に店を手伝うことになった朱里と笙野は、想定を超える客の集まりぶりにてんやわんや。また、田中さんは愛子先生が自分を覚えてくれていなかったことに、少し落ち込んでいた。しかし、舞台に立った途端に場の空気を変えてしまう愛子先生のダンスに、一瞬で魅了される。そして休憩中、ハーブウォーターを差し入れてくれた田中さんがSaliだと気付いた愛子先生は、一緒に踊りたい!と田中さんをステージへいきなり引っ張り出す。いつもの舞台とは違って、私服ですっぴんの状態ながら「このままでは、一生愛子先生に追いつけない」と心を決めた田中さんは、愛子先生に導かれるままにステージ上で自分を解放する。しかし、愛子先生とダンスした時の動画がプチバズり、田中さんがベリーダンスをしていることが会社で広まってしまい――。「セクシー田中さん」は毎週日曜22時30分~日テレ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月20日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。実家から離れて公務員として働くユズさんは、たびたび両親からお金の無心をされ、断ることもできずにいました。彼氏とは同棲を解消してひとり暮らしを開始しますが、両親への送金のため自分の食費などを切り詰めます。ある日母親がガンになったと聞き帰省すると、送ったお金を娯楽に使った形跡が。さらに母親はユズさんの職場にも電話をかけてきてまでお金をねだり、あまりの非常識さに怒りが抑えられませんでした。ユズさんは仕事帰りに母親に改めて電話。「もういい加減にして!!」と、ついに声を荒げます。母親への不満が爆発 ユズさんは生活するのにお金が必要なことや、遊びたいだけの理由でお金をねだったり、職場に電話したりしてこないでとはっきり伝えました。 しかし母親はその日から、ユズさんの職場に電話をかけてくるように。ときには数十分おきに何度もかけられ、再度注意しても話が通じません。 正気ではないと悟ったユズさんは上司に相談することに。上司はユズさんの状況を察し、親身になって話を聞くばかりか、しばらくは電話をとり次がないよう対策まで考えてくれました。 上司や地元の友人のあたたかさに触れてなんとかやり過ごしていましたが、一方で心はますます弱り、ついに精神科を受診したユズさん。 就職5年目で、うつ病と診断されたのでした。 ユズさんにとって職場は両親との関係を絶てる唯一の安全な場所でしたが、母親からの嫌がらせによってそれも奪われてしまいました。 まじめで責任感の強いユズさんにとって、身内から職場への営業妨害ともとれる嫌がらせは、より一層責任を感じたことでしょう。 母親の常識外れな言動は、わざと自分の存在をアピールしているようにも思えます。 ユズさんの心の中から消すことのできない母親の存在が、うつ病への追い打ちをかけたのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月19日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。実家から離れて公務員として働くユズさんは、たびたび両親からお金の無心をされていました。自分でもおかしいと思いながらも送金をやめられず、さらに両親に旅行のプレゼントまで。やがて同棲していた彼氏とは不仲になり、ひとり暮らしを始めた矢先に母親が遊びに来てくれます。そのときはたのしい時間を過ごしましたが、数日経つとまたお金を無心されるように。ユズさんは次第に心身ともにボロボロになり、仕事に行くのもままならなくなります。食費を削るなど無理のある生活を続けていたある日、ユズさんは母親から「ガンになった」と電話で伝えられて……。突然のガン宣告 心配するユズさんをよそに、母親は入院していたからお金が必要だと言います。いままで以上に生活を切り詰め、年末年始の休みに実家に帰省したユズさん。 しかしそこで見たものは意外と元気そうな母親と、生活が苦しいと言いながらタバコやお酒、アクセサリーなど必要とはいえない出費の数々。 自分が渡したお金の使い道に両親への不信感が高まる一方でしたが、その後も無心を断れないでいました。 ある日、母親から職場に電話が。緊急の連絡だと聞かされ引き継ぐと、遊びに行くためのお金を送ってほしいという内容でした。 あまりの非常識さにユズさんも怒りますが、母親は相変わらず情に訴えてきます。 「もういい加減にして!!」我慢の限界が訪れたユズさんは、初めて母親に対する感情を爆発させたのでした。 本来味方であるべき家族が迷惑ばかりかけ続け、まさに恩を仇で返されているユズさんの状況。 まじめに働くユズさんは、社会と比較して両親の非常識さ、身勝手さがどんどん浮き彫りになるのを感じているのではないでしょうか。 とはいえ、ユズさんは家庭に悩みや不満があっても、黙って受け入れることで親子関係を保ってきました。 今回のように自分の気持ちを爆発させたことが、両親との関係を変えるきっかけになるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月18日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。実家から離れた地域の公務員試験に合格したユズさん。高校を卒業し、彼氏と同棲して新生活をスタートさせます。しかし母親からはたびたびお金を無心され、生活費を切り詰めてまで送金。そんな生活が2年続いたころ、ユズさんはパニック発作に。それでも両親への送金を欠かさず、さらに貯金して旅行のプレゼントまでしました。ユズさんは自分でもおかしいかもしれないと感じていても、なかなか共依存から抜け出せません。就職3年目には、彼氏との仲が悪くなり同棲を解消したユズさん。引越し先を探すも親がブラックリストに入っていたため社会的信用がなく、物件探しに難航します。初めてのひとり暮らし生活 何とか保証人不要の物件を見つけ、初めてのひとり暮らしをスタートさせたユズさん。誰かがいない生活は思ったより快適で、今まで気負い過ぎていた自分に気付けました。 そんなある日、母親が会いに来ることに。当日、ユズさんはたのしく食事し、翌日は一緒に観光して誕生日だからとバッグまでプレゼントしてもらえました。 「なんだか夢みたい」ユズさんは憧れていた仲のいい親子になれたと感涙。 しかし母親が帰宅した数日後、お金の無心は再開。さらに父親からもお金を送ってほしいと頼まれることが増え、ユズさんは自分の食費を削ってまでも工面してしまいます。 そんな生活を続けるうちにパニック発作や自分の体を傷つける行為も増え、通勤ぎりぎりまで起き上がれなくなるのでした。 いつも冷たい人がたまに見せるやさしさにギャップを感じるように、理不尽で厳しい母親が少しまるくなるだけで、ユズさんにとっては大きな愛情に感じたのでしょう。 だからこそ余計に期待してしまい、その期待を裏切られたときのダメージは大きいもの。 いっそのこと母親が一切のやさしさを見せず、ただただ暴力をふるうだけの人だったら絶縁することもできたでしょう。ですが、親子の縁は切っても切れないと言われるように、そう簡単にはいかないのが現実なのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月17日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。高校生のユズさんは自分の食費などのために働いたバイト代を、母親にとりあげられパチンコに使い込まれます。さらに自宅に借金返済の督促の電話がくるようになり、経済状況はさらに悪化。ユズさんは大学進学をあきらめ、実家から離れた地域での公務員を目指すことにしました。そして、母親に勉強の邪魔をされながらも、無事試験に合格。引越しに必要な費用は母親の兄である叔父夫婦に支援してもらえました。ユズさんはその後無事に高校を卒業し、両親のいない町で彼氏と新生活をスタートさせます。離れても変わらない母親との関係 仕事に追われながらも、彼氏とたのしい日々を送るユズさん。しかし母親からたびたびお金を無心する電話がかかり、生活費を切り詰めてまで仕送りする日々が2年ほど続きました。 ユズさんはその間パニック発作になるなど体調も悪くなりますが、母親への送金は怠りません。さらに毎月貯金したお金で、両親へ旅行をプレゼント。 自分でもおかしいと思いながらも両親へ尽くすことがやめられないユズさんは、母親から離れても共依存からは抜け出せないのでした。 就職3年目には、彼氏との仲が悪くなり同棲を解消。引越し先を探すも親がブラックリストに入っていたため社会的信用がなく、まじめに働いてもどうにもならないことがあるのだと痛感するのでした。 やっと母親のもとを離れられたユズさんでしたが、心までは離れられなかったよう。自立したい思いがあるはずなのに、電話ひとつで母親の指示に従ってしまうとは、共依存の怖さを思い知らされますね。 彼氏や職場の人に相談してみるなど、ほかにも母親の呪縛から解放される方法はあったでしょう。 ですが母親と歩んできた人生の中で、たったひとりで家庭がうまくいくよう立ちまわってきたユズさんには、その家庭の状況が明らかにおかしいこと、他人を頼るべきだということに思い至らなかったのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月16日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。高校生のユズさんはバイトを始めますが、給料は母親にとりあげられ、パチンコ代に消えていきます。さらに自宅に借金返済の督促の電話がくるようになり、学校を休んでまでユズさんが電話に対応。経済状況は悪化し、母親は個人再生の手続きをすることにしました。ユズさんは大学進学をあきらめ、公務員を目指すことに。しかしそれは、家を出る可能性があることを意味するのでした。今後の進路を母親に相談すると、公務員という言葉に母親は目を輝かせて喜びました。ですが高校受験のときも結局、応援どころか邪魔をされていたため、ユズさんは自立を決意します。試験勉強を妨害する母親 母親はユズさんが家を出ることに否定的でしたが、受験倍率の高さに「合格するわけがない」と何も言わなくなりました。 ですがユズさんが試験勉強をしていると、「リモコンとって」「タバコ持ってきて」とわざと雑用を頼んで勉強を中断させます。 彼氏から卒業後は同棲しようと言われていたユズさんは、より一層自立への気持ちを高めるのでした。 そしてユズさんは、家から離れた地域の国家公務員試験に合格。引越のため、今まで母親に貸していたバイト代を返してほしいと話しました。 パートを事実上クビになっていた母親は、逆ギレしたのち、ユズさんを母親の兄である伯父の家に連れて行きます。 伯父は「子どもにかかるお金を準備してないのは親の責任」とし、母親に自分で返すよう釘を打ってユズさんにお金を手渡しました。 ユズさんは伯父夫婦に心から感謝し、卒業後、晴れて実家から離れることができたのでした。 実の母親からの妨害にも負けず、公務員試験を乗り越えたユズさん。 娘が家を出たいという自立を邪魔する母親の行動には、娘がいなければ生きていけないと依存する心理があるのではないでしょうか。 引越すことで物理的な距離を置けば、母親との共依存も薄れるかもしれません。 新生活をきっかけに、親子のあり方を変えられるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月15日