くらし情報『「それって私が認知症ってことじゃない!」周囲に母の症状を伝えるべきか<母の認知症介護日記>』

「それって私が認知症ってことじゃない!」周囲に母の症状を伝えるべきか<母の認知症介護日記>

しかし、この仲良しの方の中には、あーちゃんを嫌う集団とも仲良くしている方がいて……。

母の認知症介護日記 8


どこもおかしくないのに、どうして認知症の薬が出ているのかと納得できない様子のあーちゃん。先生が必要だと診断したからだと答えると「それって私が認知症ってことじゃない!」と怒りだしました。 私たちも、どうやって答えればいいのか回答に悩んでしまいます。しかし、さらに悩んでいるのが、まわりの人たちにどれくらい現状を報告すべきか、ということです。

ひとまず、今後ご迷惑をおかけすることがあるかもしれない学生時代からの友人には連絡しました。昔から群れるのを嫌っていたあーちゃんは、同性から嫌われやすいタイプでもあったので、ご近所で仲良くしている人は数人です。しかし、この仲良しの方の中には、あーちゃんを嫌う集団とも仲良くしている方がいて、ご近所中にあーちゃんが認知症だと知れ渡ってしまうキッカケになりかねないので、そこは慎重に判断すべきところです。


ダンスの先生や他の古いお友だちなど、言っておくべきだとは思うけれど「今」ではないと感じる方には、どんなタイミングで伝えるべきなのか……。

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