2023年12月28日 10:30
両親が他界、妹を育てるために懸命に働き過労で入院!お見舞いに来た女上司が妹を見て涙…そのワケは?
私は20歳の会社員。高校を卒業して、保険会社の代理店で営業社員として働いています。入社の動機は、より多くのお金を稼ぐため。それには深いわけがあるのです。
実は私は両親に先立たれ、10歳年が離れた妹と2人暮らし。妹を立派に育て上げるためにも、頑張って働かなければいけないのです。
妹を育てるために働きはじめ
私と妹には血の繋がりがありません。妹が4歳のとき、私の両親が児童養護施設から引き取り、養子として育てることになったのです。
血の繋がりのない姉妹とはいえ、私たちはとても仲良しで、お互いを想い合って幸せな日々を過ごしていました。
私が働く保険会社の営業は、歩合制です。意気込んで入社はしたものの、高校を出たての私にとって、歩合制の仕事は簡単ではありませんでした。
私は、わずか24歳の若さで社内ナンバーワンの営業成績をおさめた女性上司のチームへ配属されました。
憧れの上司との出会い
上司のトークは実に巧みで、あれよあれよといううちにスパッと契約を取り付けています。そして、「保険営業は生半可な気持ちでやってると、到底務まらないわよ。私たちは、単に保険商品を売っているわけじゃないの。