「えっ!」寝込みがちな母の代わりに双子の姉妹が奮闘した結果、まさかの<母子家庭で育った双子>
ときには傷つくことも言われ、悪意がないような発言も2人にとっては負担に。
左利きで包丁がうまく使えないことに悩んでいたうやさんは、しばらくすると包丁ではなくピーラーを使いこなし、家事スキルをアップする工夫を見出しました。
苦手な包丁を無理に克服するより、自分にできることを伸ばして悩みを解決するうやさんを見て、むやさんは感心します。
そして、次第に母の健康状態も良くなり、むやさん姉妹に以前のような平穏な生活が戻ってきたのでした。
幼いころに父を亡くし、母が病に倒れた双子の姉妹。
子どもには抱えきれないようなつらい状況も、2人だったからこそ乗り越えられたのかもしれませんね。
しかし、母子家庭や双子だということで、偏見や差別もあったそう。人を勝手に比べたり、背景も考えず心ない発言をするのは、相手が誰であろうと許されることではありません。
つい、こぼれた言葉が相手を傷つけることもあると、心にとめておきたいものですね。
著者:マンガ家・イラストレーター むや