「え…これってまさか」見てはいけない物が転がっている…!女性が電車に残していった落とし物とは
女性がいなくなったあと、私の目の前にできた空席に何人も座ろうとしましたが、足元に転がっている物に気づくと、怪訝そうな目をこちらに見せて去っていきます。
ーーどう考えても私の落とし物だと思われている。まさに地獄。一体どうすればいいのだろう……。
と、しばらく身動きが取れずにいた私。
結局、最寄り駅に着いたとき、ポケットの中で準備していたティッシュでおりものシートをさっと包むようにして拾い、駅の女性トイレに寄ってサニタリーボックスに捨てました。誰かが拾わないとどうにもならないと思ったからです。あのときの、周りからの冷たい視線は忘れられません……。
まさかおりものシートを落とす人がいるなんて驚きでしたし、周りからの勘違いの視線もつらかったのですが、もし自分が落としてしまったら、気づいた人に早急に処分してほしいところです。きっとあの女性も同じ気持ちだろうと思い、勇気はいりましたが、私の物だと思われてもいいから、拾って捨てることにしました。このような恥ずかしいミスはしないように気をつけようと、強く思った出来事でした。