くらし情報『世界の「共通通貨」。それは「人」』

世界の「共通通貨」。それは「人」

目次

・図書館で借りるのは、「本」ではなく「人」
・支払いは、「時間」で
・日本では、1時間6,000円で「人」を借りる
・人生の価値は「お金」で測れないはず
(Photo by Gerald Streiter)

(Photo by Gerald Streiter)

あなたの所持金が突然0円になってしまったら、さてあなたはどうするだろうか。 
必要なモノやサービスに対してあなたが差し出せるお金以外のものは何であろう。 
その答えはあなた自身の「人生」であるのかもしれない。

図書館で借りるのは、「本」ではなく「人」

(Photo by Human Library Organization from facebook)

(Photo by Human Library Organization)

(Photo by The Plaid Zebra logo)

(Photo by The Plaid Zebra logo)

今や、図書館は「本」を借りるだけの場所ではない。 
2000年にコペンハーゲンから始められた「ヒューマンライブラリー」は、その名の通り「人」を貸し出す図書館である。 
この図書館に揃うのは、多種多様な「本となる人」。例えば、アーティスト、ホームレス、シングルマザー、ニート、ヌーディズムなどだ。彼らは、このヒューマンライブラリーに訪れた人たちに、自分の経験を本を読み聞かせるかのように語っていく。 
この図書館への来場者は20代~60代とさまざまで、参加した人の多くが、今までの自分の生活圏では知ることのできなかった人の人生を知ることができ、視野が広がったと話している。

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