くらし情報『14歳のエジソン。独学でアフリカに「電力」をもたらした少年』

14歳のエジソン。独学でアフリカに「電力」をもたらした少年

目次

・貧困の村を苦しめた「干ばつ」
・「誰か」ができたのだから、「誰だって」できる
・「できる」はずだから「諦めない」
・いつか「彼の言葉」に出会う人のために
(Photo by TED)

(Photo by TED)

父親が失業し、貧困のあまり中学を「中退」した。 
生きるだけでも精一杯のはずであったのに、たった14歳のその少年は、「村の未来」のために「電気」をつくることを決心した。もちろん、そんな「学」はない。

貧困の村を苦しめた「干ばつ」

(Photo by ILRI)

(Photo by ILRI)

南アフリカのマラウイ共和国にあるマシタラ村。ここに、これからこの村の未来を変える少年が誕生した。 
彼の名はウィリアム。ここマシラタ村は決して裕福とは言えないながらも、それなりに人々が生活できるほどの仕事や食料は備わっていた。 
しかし、2002年。ウィリアムが14歳になったとき、この街を一変する事態が起こってしまったのだ。――干ばつだ。 
それも、過去50年で最悪と言われる干ばつである。
人々は仕事を失い村人は飢餓に苦しむ日々を過ごすこととなった。もちろん、子どもも学校に通える状況ではなくなり事実上閉鎖状態に。事態が良くなることを願い、ただひたすら耐えるという状況が続いた。もちろん、ウィリアムの父も失業。ウィリアムも中学校を「中退」

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