の大切さを訴えかけたのである。
このキャンペーンは、世界の4億人以上のユーザーがいるインスタグラムで爆発的に流行。
海外セレブや有名女優も絶賛し、絵文字を使用したヌード写真を投稿すると、多くのファンが彼女たちの写真を見るためにインスタグラムを開いた。結果、世界84カ国で、3800万件のインプレッションを取得することに成功した。
膨大なユーザーを抱えたインスタグラムをフィールドにしたこと、そしてこのキャンペーンが「ちょっとエッチであったこと」が功を奏し、老若男女・国籍・宗教問わず、日頃から乳がんに関心がある女性だけでなく、セクシー写真をこっそり見ようとした男性まで、「乳がんのセルフチェックの大切さ」に気づく機会となったのだ。
女性たちから嫌われる乳がん検診
(Photo by Pacific Northwest National Laboratory-PNNL)
世界中で乳がんに罹患する女性は年々増え続けている。
乳がんは女性かかる悪性腫瘍第1位だ。
しかし、早期発見やセルフチェックへの意識はまだまだ低い。