個人情報にモザイクをかけているとは言え、この運動は法律的にはグレーゾーン。
賛否をめぐり論争が巻き起こったようだ。
しかし、匿名の世界で堂々と人を傷つける発言をした者が、いざ現実世界で自分の発言を晒されるという仕打ちは、非常に考えさせられるものがある。
インターネットの世界は決して「非現実」ではないということに気づかされるのではないだろうか。
SNSナチスを率いるのは誰?
(Photo by Ads of the World™)
アメリカでは、ヒトラーをモチーフに使用した啓蒙広告が登場した。
クライアントはツイッター。
おなじみの鳥のマークが、ヒトラーのひげに化けている。
広告内には以下のようなメッセージが書かれている。
AN ACCIDENTAL RACIST IS STILL A RACIST. #THINKBEFOREYOUTWEET(偶然の人種差別的発言だとしても、それは人種差別になります。つぶやく前に考えよう)
「気軽に言葉を発信できるSNSでは、気軽に人種差別をすることもできる」