違法でアート業界の不正を正すゴリラに扮した「ゲリラ・ガールズ」。
(Photo by The Guardian)
1985年にニューヨーク近代美術館で行われた展示会で、165人のアーティストの作品が展示されたにも関わらず、女性アーティストはたったの17人だけだった。
それに憤慨した女性アーティストたちが、自らを「アート界の良心」と名乗り、結成したのが「ゲリラ・ガールズ」。
ギャラリーにもゴリラのマスクをまとった状態で登場する徹底的な彼女たちの素性は未だに明かされていない。
彼女たちは、違法な活動も含め、現在に至るまで90個以上のポスター、本、カード、雑誌などを作ってきた、超アクティブな「アバンギャルド・アクティビスト集団」なのである。
※動画が見られない方はこちら
(Photo by The Guardian)
【バス会社はアートギャラリー業界より啓蒙されている。バス会社の女性の比率:49.2%。パリのギャラリーでソロ展示会した女性の比率:13%】
(Photo by The Guardian)
【表にあるギャラリーは1985年の時点で10%以下しか女性アーティストの作品を扱っていなかった。