くらし情報『オトナに“こそ”読んでほしい。「多様な性」を考える絵本』

オトナに“こそ”読んでほしい。「多様な性」を考える絵本

目次

・性的マイノリティへの理解が課題の現代社会
・世界で注目される「性についての絵本」で、幼いころから性を知ろう
・まだ間に合う。大人が読んでも遅くはない
(Photo by Flickr)

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今、海外を中心に「さまざまな性」をテーマにした絵本が増えている。 
幼い頃、誰もが読み親しんだ絵本。 
そんな絵本を通して、子どもや大人に「性」を考える機会を作る試みを追った。

性的マイノリティへの理解が課題の現代社会

(Photo by Flickr)

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昨年ある大学生が、自分が同性愛者であると友人にばらされる「アウティング」を苦に、自殺したという悲しい事件が日本で起きていたと分かった。 
今年に入り裁判に発展し、友人たちが「同性愛者は生理的に受け付けない」という類の発言をしていたことや、大学側の対応の実情が明らかになった。 
同性愛者のカミングアウトの難しさ、アウティングによる精神的苦痛が浮き彫りになり、ネット上では議論が起きている。 
このように、日本ではまだ性的マイノリティの人々の存在が「当たり前」として受け入れられていない。 
大学生のような若い世代においてさえもこの現状である。 
その原因の一つに、テレビなどのマスコミやインターネットで性的マイノリティの人々を「イジる」

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