「美の定義」を打ち破る、“猿”と呼ばれたユーチューバー
の定義に触れることができるようになったのである。
(Photo by Gorda66)
今回紹介するビューティーユーチューバーは、米・カリフォルニア州に住むマリマー・キロア。
お薦めのベースメイク用化粧品は、Make Up For Everの下地STEP1、YouniqueのファンデーションSATENなど、アメリカで人気になり日本でも話題の商品だ。
彼女は顔が変形してしまうことがある病気嚢胞(のうほう)性ヒグローマを患っており、首に異常があるためチューブで呼吸したり食べたりしなければならず、動画内では手話で話している。
※動画が見られない方はこちら
残念ながら、一般的に病気を患っている人が雑誌のメイクアップページに登場したりモデリングしたりすることは極めて少ない。
しかし、一体誰が「病気の人はメイクアップの企画に使えない」と決めたのだろうか?
世の中にはそのような視点が欠けているように思える。
“健常者”がすべての規範だという暗黙の了解があるからではないだろうか。実際に、マリマーの動画には「すごく美しい」