日本の「和」を大切にする風潮や、我慢が美徳という国家的価値観に一部の原因はあるのかもしれない。
しかし、実際どんなに辛い思いをしても結果が出ない。
日本の生産性は先進国の中でも最下位レベルなのだ。
なぜなら、長時間働くことは、生産性に繋がらないから。
ラトヴィアのSNSのDraugiem.lvなどを運営するIT企業Draugiem Groupの調査によると、人間の脳は本来、エネルギーの状態が高い時間は1時間ほどで、そのあとは、低エネルギーが15分から20分ほど続く。
本当に生産的な働きをしたいのなら、1時間程ごとに小さな休みを挟むのが良いそうだ。
また、スウェーデンのFilimundusというアプリ開発会社では、2014年より1日6時間勤務を採用している。
その結果、社員の集中力や意欲がアップし、ストレスも緩和され社内の雰囲気も良くなったという。
米国のニュージャージー州にあるレザーカンパニーという企業でも、2012年に1日6時間勤務を採用したところ、従業員たちの「会社のために働きたい」