「クリエイティブモーニングス」創設者が語る仕事を『仕事』と思わない方法
ニューヨーク近代美術館など一流レベルのクライアントに恵まれ、4年間続けたが2010年に休止。
成功はしていたものの、サービス業が向いていないと気づいたそうだ。
自分の時間が増えた彼女は2008年から社内で社員のために行っていた「クリエイティブモーニングス」に力を入れ始める。
「クリエイティブモーニングの話をよくしていたら、チューリッヒとか世界中の街からも連絡が来るようになった。だから『チューリッヒでもやってくれない?』って連絡してきた会社に言ったの。そんな感じで国際的にも拡大していったわ。世界中のみんなボランティアなの。素敵じゃない!?会場も、朝ごはんを用意してくれるところも無料でやってくれている。
スポンサーとのパートナーシップで自分たちの給料は払える。しかも私たちはイベントでも何も売らない。だから『クリエイティブモーニングス』は“金曜日の朝の素敵なプレゼント”みたいってみんな言ってくれるのよ」
(Photo by Koki Sato)
起業の目的がお金だったことは一度もないと言う彼女。
「快適に暮らせる限り、お金にならなくても、幸せになれるような仕事がしたいの。