くらし情報『自己満足なら抱かない方がいい「地球に優しい気持ち」|【連載3】INHEELS岡田の「リアル・エシカル」』

自己満足なら抱かない方がいい「地球に優しい気持ち」|【連載3】INHEELS岡田の「リアル・エシカル」

目次

・簡単に信じてはいけない「地球に優しい企業」
・① エシカルウォッシュ
・② 具体性の罠
(Photo by INHEELS)

(Photo by INHEELS)

皆さんは、「アース・オーバーシュート・デイ」という日を知っているだろうか? 
今年は先月、8月8日。 
アース・オーバーシュート・デイは、人の資源の消費量が地球が1月1日から12月31日までに生産できる資源量を上回った日。 
つまり、まだ今年の4分の3も終わっていないのに、私達は1年分の資源を使い切ってしまったことになる。 
8月9日からは地球の「原資」つまり未来から借りる形で借金生活に突入したということだ。

つまり月収が20万円なのに何故か家賃30万円の表参道のアパートに住んでいるような状態。 
ある程度貯金はあるのでしばらくは生きていけるけれど、貯金はいずれ底をつく。 
更に、なんとか月収アップを図れば30万円のアパートに住み続けることはできるかもしれないけれど、画期的なテクノロジーの進展がない限り地球が生産出来る資源量を増やす事はできない。 

簡単に信じてはいけない「地球に優しい企業」

(Photo by Polska Zielona Sieć)

(Photo by Polska Zielona Sieć)

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