くらし情報『「丼」じゃなくて「#」で読み解く、現代社会③|#ShoutYourAbortion』

「丼」じゃなくて「#」で読み解く、現代社会③|#ShoutYourAbortion

 
それぞれの置かれていた状況はさまざまですが、中絶を「個人の選択」として選んでいる人は少なくありません!

(Photo by madoka)

(Photo by madoka)

そこで注目したいのがアメリカで広まった、とあるハッシュタグです。 
#ShoutYourAbortionといい、直訳すれば「あなたの中絶を叫べ」となります。 
これは負のイメージがつきまといタブーだと考えられている中絶について、自らの経験を語り「汚名返上」するために用いられたハッシュタグなのです! 
始めたのは、2人のアメリカ人作家リンディー・ウェストとアミリア・バノー。


(Photo by LA Times)

(Photo by LA Times)

<左からリンディー、アミリア>

彼女たちが立ち上がったきっかけは、プランド・ペアレントフッドという避妊のサポートや妊婦のヘルスチェックなどを行なう非営利団体に対して中絶に反対する人たち(主にキリスト教団体)が政府からの助成金を受けられないよう働きかけていたことです。 
これを受けて「中絶の自由」を訴えるデモもアメリカをはじめ、イギリスでも起きています。

(Photo by Bored Panda)

(Photo by Bored Panda)

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