日本人が見習いたい、陽気なメキシコ人の「すばらしき働き方」
労働時間は世界第1位。メキシコ人の「明日やるね方式」とは
このような環境下で仕事は果たして成り立つのか。答えは「YES」。仕事はきちんと回っている。そもそもメキシコ人はとても勤勉で、多くの企業が朝は9時から始まって夜遅くまで働くのが主流なそうで、実際にメキシコ人の労働時間は世界第1位。(参照元:世界ランキング)特にミーティングは朝に行われることが多く、7時からの朝食ミーティングも当たり前。祝日も年7日と、日本の半分以下だ。(参照元:山本労務)そんな状況下でもやる気が低下しないのがこの国。
なぜなら、「やるときはやる」がメキシコ流だからだ。例えばワールドカップの試合の日などは仕事をさっさと切り上げて帰宅をする。だが、それを巻き返す時間は計算済みであるという。それにメリハリだって付いている。大事な商談では上司は最初だけ出てきて、あとは部下に任せ、さっさと帰ってしまう。これは最初に上司が場を締めることによってハードルを一気に高くし、そのレベルから交渉を開始できるようにするメキシコなりの計算なのだ。(参照元:東洋経済ONLINE)また、メキシコには「mañana(マニャーニャ)方式」というものが存在する。「マニャーニャ」