ヒップスターの聖地ポートランドに、2013年に誕生した“利益0円のバー”。その名も「オレゴンパブリックハウス(OREGON PUBLIC HOUSE)」。このバーの発起人ライアン・サーリ氏は、自分が住む地域に社会貢献でき、どんなバックグラウンドを持っている人も別け隔てなく集まれるコミュニティをポートランドに作りたいと思っていた。“ポートランドには、タトゥーを入れて、ビール飲んで、社会にいいことをしている人が、すでにクサる程いる”TEDxのスピーチで、そう彼が風刺しながら指摘するようにポートランドには数多くのビール工場とNPOが存在する。そんな町の代名詞である「ビール」と「NPO」という2つの要素をミックスし、「ビールを飲むことで、NPOをサポートできる飲み屋」