私たちはトイレットペーパーにはお尻を拭く以上の意義が秘められていると証明することを誓います。そう熱く断言するのはオーストラリアを拠点にしたトイレットペーパーの会社、Who Gives A Crap(文字通り読むと、“誰がクソする?”)。会社名からしてフザケてるとしか思えないが、実は大真面目に世界を救おうとしている期待のスタートアップなのだ。
(左からダニー、サイモン、ジェハン)
2012年の6月にサイモン、ジェハン、ダニーの三人によって立ち上げられたこの会社。欧米で人気のクラウドファンディングサイトINDIEGOGOを利用して起業資金430万円を“たった50時間”で集めたそうだ。その方法は至ってユニークで強行。プロジェクトメンバーの一人サイモンが「俺はみんながトイレットペーパーをくれるまで(資金を寄付してくれるまで)ここを動かない」と公言し、倉庫のトイレに座っている様子のライヴ映像をオンンラン上で配信したのだ。その結果、様々なメディアが彼らのプロジェクトを取り上げ、サイモンのキンキンに冷えたお尻と引き換えに目標の金額を手にした。
※動画が見られない方はこちら
そうして立ち上がったWho Gives A Crap。