くらし情報『「セクシーな広告」の終焉』

「セクシーな広告」の終焉

セクシーな写真に惹かれてこの記事に辿り着いたあなたは「SEX SELLS」という手法に引っかかった証拠だ。「SEX SELLS(セックスで売れる)」とは、列記としたビジネス用語で、企業など広告のプロモーションに、女性のセクシーなイメージを使用して注目を集めること。そう、この記事の「セクシーな写真」についつい誘われたあなたはその罠にまんまとはまったわけだ。しかし、最近の研究やデータによると、セクシーな女性などを起用した広告は“時代遅れ”なのだとか。

目次

・残念ながら「御社の商品」は覚えていません。
・セクシーよりも、タフがトレンド
・「セクシーな広告」の終焉


(Photo by The LAMP)

(Photo by The LAMP)

残念ながら「御社の商品」は覚えていません。

2015年に「セクシーな広告は無駄」ということがオハイオ州立大学の研究で判明した。その研究とは、約8500人の被験者に「セクシーではない広告」と「セクシーな広告」を見てもらうというもの。その結果、被験者は「セクシーな広告」を見た時に、体が温まったり、心拍数が上がったりする反応を見せたが、「セクシーではない広告」より「セクシーな広告」で宣伝されている商品は覚えにくいことがわかったのだ。
この現象を研究者は「注意狭窄」によるものだと結論付けている。注意狭窄とは、人間の限られた注意深さの中で、「ある一つのもの」

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