くらし情報『「若さ」は「美しさ」じゃない。56歳のトップモデルが証明した“老いの美しさ”。』

「若さ」は「美しさ」じゃない。56歳のトップモデルが証明した“老いの美しさ”。

世間は「若さ」こそが美しさだと言う。もてはやされるのはいつも若い世代だからだ。でもそのような人生の一時期にしか「美しさ」を人々は持てないものなのだろうか?

「若さ」が「美しさ」だと言われる社会とその問題

商品の宣伝をする雑誌の広告やテレビCM。それらに起用されているのモデルやタレントの年齢層に注目して欲しい。多くは若い女性ではないだろうか。彼女たちが宣伝に繰り返し使われることで「若さ」はブランド化・商品化され、私たちは美しさや人の魅力は「若さ」にあると思い込み、若さを追い求めてしまうのだ。

この「若き美しさ」の追求は、時には問題となってきた。最近では、高級ブランド「クリスチャン・ディオール」の2015年の「顔」に14歳のモデル、ソフィア・メシェトナーが採用されたことに波紋が巻き起こっている。
このようなファッション業界の「若さ」の商品化に対する対応として、ロンドン・ファッション・ウィークの契約デザイナーは16歳以下のモデルを起用してはいけないという方針を打ち出した。(参照元:ロイター)

目次

・「若さ」が「美しさ」だと言われる社会とその問題
・「年を取った美しさ」を世間に気付かせるキャンペーン
・「年を取る自分」をどう楽しむのか


(Photo by Lonely)

Photo by Lonely

そんな「若さ」と関連づけられるような「美しさ」

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