男性もメイクを楽しむ時代。スウェーデン発の「性別の固定観念」にとらわれない幼稚園とは。
「メイクは女性がするものであり、男性がするべきものではない」近年、国内外のSNSやメディア、広告などでもメイクを楽しむ男性の存在に注目が集まってきている中で、そんな考え方はもう古いのかもしれない。性別の境界線を取り除いて自分を表現し、一人ひとりの個性を大事にする風潮が高まっている。
メイクする男性が急増中
なぜ男性はメイクをしてはいけないのか?そんな問いに答えられる人はいるだろうか。男性のメイクに対して批判的な人もいるだろうが、それはメイクを女性のものだと決めつけているだけではないのか。自分を表現するためにメイクをする男性がいたっていい。男性もメイクをすることで自分の変化を楽しんだっていいはずだ。そして美しさの追求は誰にだって共通してあるものだ。好奇心から始める人もいるかもしれない。
メイクする男性たちは、メイクを女性だけの行為とは考えず、自分たちもしていいものだと考え、自分の個性にうまく取り入れている。アメリカのコスメブランド「カバーガール」は昨年、初めて男性キャンペーンモデルを起用した。ニューヨークを拠点に活躍する17歳のメイクアップアーティストJames Cherles(ジェームス・チャールズ)