「日本に行けば誰とでもヤレる」。迷信を信じる外国人の“差別的なフェチ”に激怒し、声を上げた一人の女性
「イエローフィーバー」という言葉を聞いたことがあるだろうか。欧米文化でアジア人を差別的に指す「イエロー(黄色い肌の人種)」と、病気を示唆する“熱”という意味を持つ「フィーバー」を掛け合わせたこの言葉はアジア人フェチを皮肉的に表現している。
中国系であるためオーストラリアでイエローフィーバーの的に長年なってきたというミシェル。まず彼女が考えるイエローフィーバーの定義を聞いてみた。
イエローフィーバーは、とっても限定的にアジア人だけを好きなこと。自分の経験で話せるのは、“アジア人女性”が好きな人のこと。アジア人が好きすぎて、いつもアジア人の子と付き合って、勝手なイメージを押し付けてくる人たち。アジア人が“エキゾチック”で、“何か自分とは違うもの”として見ていて、ちゃんと私たちのことを人間として見てくれていないこと。
でも人にはそれぞれタイプがある。髪が長い女の子が好き、背が高い男の人が好き、声が低い人が好き…。「イエローフィーバー」と「アジア人の見た目がタイプ」の違いはなんだろうか。
タイプとフェティッシュの区切りは難しい。でもイエローフィーバーを持っている人は、「アジア人は…」ってすぐまとめて発言する傾向があると思う。