「未来のごちそうは、虫ごはん」。スイスから学ぶ、人類が「肉」を「虫」と入れ替えなきゃいけない理由。
世界を見ても、アジアやアフリカの一部などでは普通に食べられているという事実や、日本でもイナゴなどはちょっと昔は食べられていたことから分かる。私たちに必要なのはマインドシフトだということみたいだ。
Photo by Essento
Essentoは上質な虫食品を売りつつ、様々な形で昆虫食啓蒙活動を行っている。昆虫料理専門の料理本を出したり、スイスを回り高級レストランで昆虫食ポップアップディナーを開催したり。また、学校にも繰り出し、授業やワークショップも提供している。とにかく、虫を食べることが素晴らしいことだと理解してもらうために日々活動している。
Photo by Essento
とはいっても起業メンバーですら最初は虫を食べることに抵抗があったらしい。しかし、環境や食料問題を考えると何かしなければならないという義務感から虫を食することを選び、今ではその味に虜だそうだ。ちなみにEssentoのスタッフは「一度Essentoの昆虫食の美味しさを知ったらもう戻れないよ」と自信たっぷり。
もう虫は無視できない
Photo by Tina Sturzenegger / Essento
2017年の5月に、虫を食べることに関する法律が改正されたスイス。