#6:「エシカルは二の次、デザインが最優先」。なのに“100%エシカル”なデンマークのファッションブランド|Bi編集部セレクト『GOOD WARDROBE』
従来の「エシカルファッション」というと、なんだか真面目なものを想像するかもしれない。しかし北欧、デンマークではそんなイメージが覆させられる。そこではもう、エシカルであるということは、ブランドの「目的」ではなく「条件」にしか過ぎないから。
「服をただ着るのではなく、マニフェスト(宣言)として着よう」というモットーを持つBe inspired!の編集部がセレクトしたブランドの詰まった「人や環境、社会に優しく主張のあるWARDROBE(衣装箪笥)」を作り上げる連載『GOOD WARDROBE』。今回紹介するのは、デンマーク発の洗練されたミニマルサステイナブルブランド「By Signe(バイ・シーヌ)」。同ブランドの創設者であり、デザイナーであるシーヌさんに話を聞いた。
ーどうしてサステイナブルなブランドにしようと思ったのですか?
自然とそうなったという方が正しいかもしれません。私自身がそういうことをとても気にしているので、ブランドを作るときに100%自信を持って売れるプロダクトにするためには、原材料からブランドのコンセプトまで一貫してサステイナブルなものにせざるを得なかった。
ひとつ屋根の下でブランドを成功させることで、ファッション業界に対してデザイン&手作りでエシカルなビジネスが可能だと示したいです。