くらし情報『「動物の権利よりも、人権に関心がある」。米研究者に聞いた、これからの動物と人間の“フェアな関係”』

2018年2月6日 04:48

「動物の権利よりも、人権に関心がある」。米研究者に聞いた、これからの動物と人間の“フェアな関係”

の資金を提供している。あくまでも同イベントは動物実験廃止を目的としているため、動物実験を減らしたり(リダクション)、動物実験での痛みを減らしたりすること(リファインメント)ではなく、先ほど紹介した3Rのうちの1R「リプレイスメント(代替法)」を開発する活動のみを支援の対象としている。代替法とは、“21世紀の毒物学”と呼ばれており、動物実験のない未来の実現のために最も効果的だと考えられる最先端科学の研究だ。

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Lush Prizeで振舞われた料理は、全て動物性食品を使用しないビーガンフード

「私は動物の権利より人権に関心がある」。受賞した科学者の視点とは

もっと代替法の研究を進め、動物実験よりも正確であることを証明していかなければいけない
そう語るのは、今年のLush Prizeに参加した際に話を聞くことができた米ハーバード大学のジェニファー・ルイス博士。


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最後に「なぜ代替法の研究をしているのか?それは動物実験廃止のためなのか?」と彼女に聞くと「私の研究は動物のためというより、人間のためにしている」という意外な答えが返ってきた。実はアニマルライツ(動物の権利)の活動に参加したことなんてないわ。

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