「選択格差がない日本社会」を目指し、ある企業がはじめた“中・高卒のヤンキー”と企業をつなげる制度
であると語る。自社の事業の存在意義をなくすことが、最終目標であると言い切る彼らから伝わってくるのは会社の利益よりも本気で社会をよくしようという強い思いだ。
ヤンキーインターンが提案する、中卒・高卒者向けの“第0新卒”枠
現在、就職する際の応募には、新卒、第二新卒、既卒、中途採用といった様々な枠が存在する。このうち第二新卒とは、大学を卒業後、新卒として企業へ就職したものの、3年以内に退職、または転職活動を行っている人のこと。これを参考に、ハッシャダイは”第0新卒”と称した中卒・高卒者向けの新しい枠を、ヤンキーインターンを踏み台にして新たに市場に作ることを試みている。
ヤンキーインターン参加者の右からbefore、after②
「中卒高卒のネガティヴなイメージをリブランディングによって変え、市場を作ることによって企業に入ってきてもらう。市場が形成され色々な事業者が参画してくると、ユーザー利益が増え、結果的に就職先の選択肢が増えることになる」と話すハッシャダイ。この理念に共感した人は着々と増えており、2016年にはヤンキーインターン参加者が就職する際のスーツ・鞄などの購入のための資金獲得を目的としたクラウドファンディングも成功させた。
学歴に頼らず自分を売り込む時代の到来へ
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