くらし情報『日本とルーマニアという“鎖国”をしていた国をルーツに持つ彼女が、「日本の多様性」について考えたこと』

2018年3月26日 09:18

日本とルーマニアという“鎖国”をしていた国をルーツに持つ彼女が、「日本の多様性」について考えたこと

についてどう考えているのかを聞いてみると、自分と異なる価値観に触れてみないとわからない問題が多いという。たとえば、友人にベジタリアンがいて一緒に食事に行く機会があれば、選べるメニューが少ないというベジタリアンが直面する問題や、まわりがベジタリアンの友人のことを配慮して店を選ばなければならないというちょっとした問題にも気づく。安奈さんがフランスを訪れたときには、現地の学生と共同生活をすることがあり、体調を崩していたにもかかわらず彼らの文化である食後の団欒の場を離れようとしたら一部の学生から非難されたことがあった。相手の文化に従わなかったことにより起きる小さな摩擦を、彼女はリアリティを持って知ったのだ。

width=“100%"
▶︎オススメ記事・どこで生まれても“ハーフ”はつらい。24歳の混血児ラッパーが「社会への怒り」を前向きに発信する理由。・日本人なのに「日本語うまいね」と褒められます。私が「ハーフ顔」に生まれて“よかった”理由。
All photos by Kotetsu Nakazato unless otherwise stated. Text by Shiori Kirigaya ーBe inspired! 

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.