くらし情報『蜂が働かなければ、人類は存続できない。“過労死する蜂”を元気づけて、人を救う“エナジーペーパー”とは』

蜂が働かなければ、人類は存続できない。“過労死する蜂”を元気づけて、人を救う“エナジーペーパー”とは

「過労死」で数が減少し続けている蜂のための“エナジードリンク”がポーランドで開発された。蜂たちが労働を続けてくれなければ死んでいくのは人間なのだから、これは他人事ではない。

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Photo by Massimiliano Latella

約20兆円相当の自然界の巨大ビジネスと、過労死する蜂たち

食料を作るのには虫や動物がいなくなちゃならない。スーパーの棚に並ぶ食料を買っていると忘れがちだが、他の生物なしに私たち人間は生きてはいけない。特に蜂は地球上の90%の自然植物の存続に関わっているといわれている。受粉を「ビジネス」として考えれば、送粉者として約20兆円の利益を生み出しているのが蜂である。しかしその数は年々減少。もちろん、現実問題「蜂が行なっているビジネス」がなくなれば経済的な大損害だけでなく、それは食料確保の問題で、人類の存続に関わってくるだろう。
(参照元:Bee Saving Paper)

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この問題に目をつけたポーランドの広告やメディアの代理店 Saatchi & Saatchiは、都心の蜂を救う活動をしているCity Beeとタッグを組み、昆虫学のエキスパートと職人の力を借りて「Bee Saving Paper(ビーセイビングペーパー)

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