2011年5月16日 21:33
東国原前知事、「強敵だった…」と都知事選をふり返り、芸能界復帰は「ない」
(Photo:cinemacafe.net)
アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門に輝いた『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』の試写会が、大学生を招待して5月16日(月)、都内で開催された。上映後には前宮崎県知事の東国原英夫が、大学生との白熱したディスカッションを繰り広げた。
2008年のリーマンブラザーズ破綻に端を発した世界不況の真実を徹底的に調査。経済界の大物から政治家、ジャーナリストへのインタビューを通じて、不正のはびこる腐敗した産業界の成立の過程を描き出していく。
東国原さんは本作について絶賛。特に作中に登場する「強敵だからこそ戦う価値がある」という言葉を挙げ「この言葉にジンと来ました。今回の都知事選も強敵で…」とポツリ。現職の石原慎太郎都知事を敵に回し、2位という結果となった先の都知事選を、少し悔しさが入り混じったような表情でふり返った。
この日は、大学生とのディスカッションということで、いくつかの質問に対し、会場の大学生が「YES」か「NO」を挙手で回答し、そのテーマについて議論を深めていくという方式で進められた。第1問「将来、金融業界や政界、学界で働きたいと思う?」