江角マキコインタビュー 「大好きだけど大嫌い」女優業への思いを語る
『次がある』なんて考えたことないですし、そういう意味では毎回“革命”ですね。私にとって女優という仕事は大好きだけど、大嫌いという存在なんです」。そう語る江角さんにとって、劇中に登場する中国革命の父・孫文の「革命はどんなときでも誰の心にも起こる」という言葉に共鳴するものがあったという。
「他人を変えることは難しくても、自分自身を変えることはできる。20代ってある意味がむしゃらに『こういう自分でありたい』って願望が強かったんですけど、年齢やキャリアを重ねるうちに、そういうものも薄れてしまう。でもせっかく脂が乗ってきたいまだからこそ、変化を恐れちゃいけないとこの作品が教えてくれた。常に自分の中で小さな革命を起こしていきたいし、ご覧になる方にもそう感じてもらえれば」。
(text/photo:Ryo Uchida)
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1911 2011年11月5日より丸の内TOEI ほか全国にて公開
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