シネマカフェ的海外ドラマvol.220 大人気「glee」の舞台裏に潜入!第4回
ですが、クリス自身の高校卒業はまだほんの3年前の出来事です。
「不幸なことに、僕は奨学金を貰うには親の収入が多く、大学に入るには収入が少ない生徒の1人だったんだ。そこで、まずはコミュニティカレッジに進み、その後にロサンゼルスの大学に編入するつもりだったんだけど、入学して2週間ほど経った頃に『glee/グリー』のオーディションを受けることになった。僕にとっては本当に奇跡のような出来事だったね。というのも、同世代のほかの子たちと同様、あの頃の僕は人生における恐ろしい局面を迎えていたから。夢や希望は持てても、この先に何が起こるかは分からない恐怖を抱えていたんだ」。
「あの頃の夢や希望はいまも持ち続けているよ。まだ夢や希望を達成してはいないからね!」とも力強く語るクリス。
カートと個性は違えど、やはりクリスが「glee/グリー」のメッセージを象徴する存在であることに変わりはないようです。
さて、インタビューの合間を縫い、私たちはグリー部の部室へ!そこには、謎(?)のピアノマン、ブラッドさんがいつも弾いているピアノや部員たちの椅子がドラマで目にしている通りに置かれていたのですが、ちょっとだけいつもと異なるのは…、クリスマス仕様になっていること!そう、この日撮影されていたのは、12月13日に全米放映された第9話、すなわちクリスマス・エピソードだったのです。