鬼才デヴィット・フィンチャー、オスカー候補女優を「パーフェクト!」とベタ褒め
さらに、本作のテーマソングに合わせて6人のダンサーを引き連れてモデルの菜々緒さんがランウェイを颯爽と歩き、集まった観客たちの目を釘付けにした。
興奮する客席を前にして、ルーニーとフィンチャー監督が登壇すると、盛り上がりは最高潮に。司会者に一言ずつ挨拶を促されると、フィンチャー監督は「立派な挨拶を考えていたのですが、映画が長いので挨拶は短めにしておきます」、ルーニーは「ハ~イ」と本当に“一言”だけの挨拶で済まし会場の笑いを誘った。
今回の映画化のきっかけを聞かれたフィンチャー監督は、「ベストセラー小説だったからです(笑)…というのは冗談で、登場する2人のキャラクターに惚れ込んだからです」と、鬼才と称される監督とは思えないお茶目な一面を見せた。ギャップと言えば、劇中ではエキセントリックなファッションとヘアスタイルが目を引くルーニーだが、この日は真っ白のワンピースで登場し客席を驚かせた。役作りはまさに“変身”であった彼女に、リスベットとの共通点を聞くと「監督にはシャイなところだと言われています。個人的には人見知りなところだと思います」と回答。さらに、ダニエル・クレイグとの共演については「とても素晴らしい体験でした。