人間以上にバトル過熱化? 巨匠&名優が擁立する、アカデミー賞級の“犬”たち
と持論を展開するや「私は、観客の心情にあえて挑戦的なブラッキーのことを誇りに思う」とブラッキーに対する称賛を惜しまない。
そんなブラッキーの代わりに、アギー&コスモと共に「Golden Collar Awards」にノミネートされたのは、『ヤング≒アダルト』に登場するドルチェ役、チワワのハンマー。アカデミー賞では予想外のノミネートならずとなった本作だが、こちらのハンマーは主演女優のシャーリーズ・セロンを前にしても動じない堂々の助演ぶりを見せている。40代手前にして過去の栄光にすがる“崖っぷち”の主人公・メイビスと対照的な可愛らしさで、ユーモアを加えている。また、『50/50フィフティ・フィフティ』でジョセフ・ゴードン=レヴィットといい空気感を醸し出している大型犬、スケルター役のデンバーも同賞にノミネートを果たしている。こちらの受賞結果は2月13日(現地時間)に発表。
もはや人間以上に過熱している模様のこの“犬”バトル。もちろん犬だけでなく、戦場を駆け抜ける姿が感動を誘う、馬のジョーイ(『戦火の馬』)や、カリスマ的なかっこよさを見せつける『長ぐつをはいたネコ』の主人公・プスやカメレオンのランゴ(『ランゴ』)