中谷美紀、オスカー像は「米の重さ」? 『アーティスト』監督が緊急来日!
「奇をてらったわけではなく、あくまで真摯な姿勢で映画作りに臨んだ。なぜ、私たちは映画が好きなのか再確認してほしかったし、サイレント映画が持つ魅力や感動をみなさんと分かち合いたいという気持ちがあった。映画に大切なのは、ストーリー、ストーリー、そして、ストーリーなのです」(アザナヴィシウス監督)。
また、音楽を手がけるブールスは「セリフがない分、音楽で監督のビジョンや登場人物の感情を“翻訳”しなければならないので、責任は大きかった。監督と一緒に編集室で少しずつ、映画の完成と一緒に作曲していった。いい結果が残せたし、また監督とコラボレーションできれば」と満足そうな表情を見せた。
プレミア試写会には、女優の中谷美紀が出席し「男女のラブストーリー、スターの栄枯盛衰、そしてあふれる映画愛。いろんな要素が詰まった作品で、たくさん笑って、たくさん泣きました」と大絶賛。
アザナヴィシウス監督から本物のオスカー像を手渡されると「重いです…。お米を買って帰る感覚(笑)」と意外にも庶民的な素顔も見せた。一方のアザナヴィシウス監督は「本当に美しい方」と中谷さんにホレボレした様子。それでも「私の妻はこの映画の主演女優(ベレニス・ベジョ)