シネマカフェ的海外ドラマvol.230 “愛され女子”になる方法って? 第3回
そんなド根性系ヒロイン・フィオナと出会い、恋に落ちるのが謎めいた青年・スティーヴ。オリジナル版ではマカヴォイが、そしてリメイク版ではエミーと『DRAGONBALL EVOLUTION』で共演しているジャスティン・チャットウィンが演じています(悟空とブルマ!!)。一難去ってはまた一難のファミリーライフに並行し、スティーヴとのロマンスを進行させていくフィオナですが、自分自身の夢や希望とは無縁に大黒柱としてたくましくふんばるフィオナと、そんなフィオナに普通の女の子らしい幸せを与えたいと願うスティーヴのラブ模様が気恥ずかしいほど胸きゅん。金銭的援助を申し出ようものなら激怒し、「弟たちの面倒を見てばかりで大変だね~」などと軽々しく言おうものなら舌を引っこ抜かんばかりに睨みをきかせてくるプライド高きフィオナを前に、オロオロしつつも守ってあげたくて仕方のないスティーヴの“男気”が問われます。
また、一家のために頑張るフィオナを大事に思っているのは、弟や妹たちはもちろん、近所に住む親友のヴェロニカや幼なじみの警官・トニーも同様。家族のため、愛のために頑張るっ子と化す女子の姿は涙ぐましく、それだけで愛され女子指数もぐんぐんと上がっていきます。