映画のリアル・ヒロインに接近! 来日天才サーファーに学ぶ信じる勇気、生きる誇り
ジャパン・プレミアに特別参加した「シネマカフェSweet映画部(シネマカフェ読者)」の4人(菅谷由季さん、石橋洋子さん、森すずかさん、森わかなさん)も、ベサニーの魅力に引き寄せられた。「諦めないこと、挑戦し続けることに感動しました!」と、石橋洋子さん。「映画の中で、もし腕を失う前に戻れるとしたら?という質問を受けるんですけど、ベサニーは『過去は変えられないけれど周りのサポートや愛を抱えきれないほどもらっている』と答えているんです。起きてしまった物事自体は変わらなくても、視点を変えることで気持ちを変えることができることを彼女から学びました」。
なぜ、ベサニーはそこまで前向きになれるのか?それは母親から「マーメイド=人魚」と呼ばれるほど海で過ごし、ただ純粋に海とサーフィンを愛していたから。事故の後も「海やサーフィンに対する愛情や情熱は変わっていない」とベサニーはこの日も会場に向けて話した。「事故の後は、またサメに遭遇するのかもしれない…という恐怖よりも、片腕になったことでサーフィンを続けられないのではないか…という恐怖の方が強かったんです。何が何でもサーフィンをやる!そういう決意で海に戻りました。