ミシェル・ヨー&ベッソン監督、スーチー女史との謁見の感動と興奮を明かす
と謁見の様子を明かした。その数週間後に監督もスーチー女史と顔を合わせたが、「家も映画と同じで“The Lady”も映画と同じ(笑)。現実と夢を同時に体験してるような気分でした。人生のことや子供たちのこと、あの国の未来について話しましたが、肝心の映画のことで聞きたかったことを聞き忘れてしまいました」と本物のスーチー女史を目の前にした興奮をふり返った。
会場には多くの報道陣が訪れており、そのうちのひとりで、ビルマから政治亡命し現在は都内の大学院で学んでいるというジャーナリストが、スーチー女史とビルマの人々へのメッセージを求めると、監督は「私のメッセージは2時間あり、いまから始まります」とこの映画自体がビルマの人々へのメッセージであることを強調。ミシェルも「私たちが伝えたい思いは全て、この映画に込められています」とうなずき、「みなさんのことを決して忘れず、常に関心を持ち続けていきたいと思います。多大な努力が必要ですが、外側からみなさんにスポットライトを当て続けていきたい」と心の内の思いを語り、会場は温かい拍手に包まれた。
『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』は7月21日(土)