2012年8月31日 22:19
『アベンジャーズ』No.1の硬派、C・エヴァンスが明かす“ヒーロー”の副作用
女の子をデートに誘うのでさえ、実際に声をかけることなくバーチャルでできてしまうほどだからね。スティーヴがいた世界とはそこが違うから、そういう部分に慣れるのは大変だと思う。彼が信じ、支持し愛していた多くのことが変わっていたんだからね。彼は現代社会との関わり方を見いだそうとしているんだよ。そして、彼は善のシンボルになろうとしているんじゃないかな。思いやり、忍耐、正直さ、強い価値観をもった善人になろうとしているんだ」。
ちなみに、そのお手本とすべきヒーロー、キャプテン・アメリカを演じる上でクリス自身にとっても嬉しい副作用もあるのだとか。
「いつも思いあがっているようなヤツを演じていると、家に帰ってもそういう態度が出てしまう。
スティーヴは善人で正しい行ないをする男なんだ。この男をさんざん演じた日には、家に帰ってからも『もっと良い人間になろう。もっと優しく、もっと忍耐強い男にならなければ』なんて思ってしまうんだよ」。まさに、身も心もヒーローたるべき男像に染まっている様子のクリス。この先も『キャプテン・アメリカ』、『アベンジャーズ』の続編も決定しており、まだまだこの訓練の日々は続きそうだが、ほかのヒーローたちはもちろん、ぜひとも彼の成長ぶりに期待したいところ。