ミラ・ジョヴォヴィッチ インタビュー 夫婦であのヒット作の“女性版”を画策中?
実は、ポールが私やほかの女優のために『エクスペンダブルズ』に近いプロジェクトとして考えているものがあるようなの。とってもクールだけど、これ以上は言えないわ(笑)」。
そんなプロジェクトが『バイオハザード』の裏で進行していたとは驚きだが、肝心の本シリーズにおける最終決戦のときが刻一刻と迫っていることをこの最新作は示している。ミラ自身、10年にわたって演じてきたアリスという役との別れの瞬間が近づいていることを感じているのだろうか?
「この『バイオハザード』シリーズで新しい作品に臨むたびに、いつも『これが最後』という気持ちでいるので、あまりその“次”について話すことはないの。常に最後という意識だから、この役柄から離れることには毎回、少しの寂しさを感じるわ。ただ、ポールはスタジオに請われてではなく、常に自分でインスピレーションが沸いたときに作品を作るの。そうやって情熱と愛情が注がれているから、この作品は1本1本が特別なのね。『VI』のアイディアはもうポールの頭の中にあるはずよ。
でもいまはまだこれから公開になる『V』に気持ちを集中していたいの。でもファンが望むならきっと次はあるはずよ」。
(photo/text:Naoki Kurozu)