くらし情報『ブンデスリーガ日本人第1号・奥寺が現役時代の秘話を中西哲生に激白』

ブンデスリーガ日本人第1号・奥寺が現役時代の秘話を中西哲生に激白

なっていったのかが分かると思います」と語った。

中西さんになぜドイツに渡ることを決断をしたのか?と問われると、奥寺さんは「向こうの監督が(奥寺さんの獲得を)決めてくれたから。自分では『まさかプロで』と思ってたし、25歳で最初は悩みました。当時も向こうに良い選手はいっぱいいたし、サッカー後進国から選手を獲るって大変なことだったと思う」と述懐。チームからは家族の同伴での渡独を命じられたそうだが、一緒に付いてきてくれた奥さんの存在に触れ「女性は強いですね。肝が据わっていて動じなかった。こっちはあくせくしてたのに(笑)」とユーモアたっぷりに家族の支えの大きさについても語った。

日本は当時、プロ発足前のアマチュアの日本リーグの時代。
奥寺さんは「サッカーに対する考え方や姿勢でプロとアマでは全然違った」と歴然とした差を感じたことを告白。日本人とドイツ人の気質はよく似ているとも言われるが、「向こうの選手は我が強い!常に『オレが!オレが!』だから」と語る。一方で「(ドイツに)行った年にリーガとカップの2冠を獲れたことは印象に残っている」、「これは自信を持って言えるけど、僕は練習でも(力を)抜いたことは1回もない」

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