くらし情報『ジェレミー・レナー インタビュー 『ボーン・レガシー』に見た、匂い立つ“真実”』

ジェレミー・レナー インタビュー 『ボーン・レガシー』に見た、匂い立つ“真実”

ジェレミー自ら「最たるもの」と認める通り、アーロン・クロスは肉体的にも精神的にも徹底的に追い詰められる。CIAの極秘計画によって暗殺者へと育成された彼は、計画を抹消したい国家から命を狙われる事態に陥るのだ。
「アーロンは自ら志願して暗殺者となった男。演じる上での入り口は、まさにそこだった。自分の人生に何か目標を持ちたい、もしくは何かの一員になりたいという意識は僕自身にもあるし、そこが役との共通点。ただし、彼の場合は道徳的なジレンマや葛藤が生じてくるんだ。目標を持ち、一員になったものの、果たしてこれは正しいことなのか?とね」。

「そこからドラマが生まれるのだけど、まだ語られていない彼の過去にも関係してくるし…。
この先は複雑過ぎて上手く説明できないな」と苦悶。その表情からもキャラクターの複雑さが伝わってくるが、「もちろん役ごとに演技のアプローチは変わるけれど、脚本に書かれていること以外の背景はあまり考えない」とも明かす。
「1ページから120ページまで脚本自体がしっかり書かれていれば、それだけで十分な情報になる。4歳のときにどうやってパンツを履いていたか(笑)、どこの学校に通っていたか、そんな背景は必要ない。

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