ブラッドリー・クーパー、20代はリアル『ハングオーバー!』状態だった?
トムの『長距離ランナーの孤独』(’64)は、父が初めて僕に見せてくれた作品の一つさ。それから『ドレッサー』(’83)や『火山のもとで』(’84)もね。父はアルバート・フィニーも大好きだったな」と幼少期をふり返る。
37歳のブラッドリーは今年初めに、コンプレックスを抱えていたため29歳になるまでドラッグやアルコールに明け暮れていたものの、それが自分の人生を台無しにしてしまうことに気づき、以来きっぱりとドラッグも飲酒も止めたと語っていた。「僕はもう飲酒もドラッグも金輪際やらないよ。シラフの方が物事はうまく行くんだ。(飲酒やドラッグをしていた頃)自分の人生や住んでいたアパート、飼い犬たちを思っては『どうなっているんだ?』って思ったことを思い出すよ。僕は周りが僕の事をどう思うか、どうやってやって行こうか、どうやって1日1日を生き延びようかってことばかり心配していたんだ。
僕はいつも部外者だって感じていたよ。ただ自分の考えの中にこもっていたんだ。そして僕は自分の可能性を生かし切れないと信じ込んでいて、その考えに怯えていたんだよ。それで『なんてことだ。僕は実際、自分の人生を台無しにすることになる。これじゃダメだ!』って思ったわけさ」。