くらし情報『ジャン・レノ インタビュー 三ツ星の人生の秘訣は、おいしい料理と気の合う仲間』

ジャン・レノ インタビュー 三ツ星の人生の秘訣は、おいしい料理と気の合う仲間

と話してくれた。
「脚本では、ライバルの店を偵察するために女装するとあったが、それは別の作品でもうやったことがあったし、それほど面白くない。日本の鎧をコレクションしている友人がいたので、じゃあこのシェフは着物を集めていることにすれば?と提案したら、監督が喜んでくれてね。で、日本人になったわけさ」。

ダニエル・コーエン監督とは撮影前に話し合いを重ねたと語る。
「毎週土曜日に脚本会議さ。フランスでは珍しいことだと思う。アメリカ映画との大きな違いだ。
アメリカでは納得いくまで何度も脚本を練り直す。『マディソン郡の橋』なんて、15年くらいかけたって話だ。いい脚本なら問題ないんだよ。ジャック・オディアールの脚本なんて最後のページまで完璧だ。でも、それは滅多にないこと。脚本は何度も練り直すことが大切だ」。

出演作を選ぶときは「つい“人”を優先してしまう」とも。「いいストーリーが大切なのは分かってる。
でも、好きな仲間から『これやろうよ』と言われると、断れない。もう一つは、自分の本能を信じることかな。うまくいくこともあるし、間違えたと思うこともある(笑)」。

やはり大切なのは、人。「3か月間一緒に仕事をすることになるからね。

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