「クローザー」キーラ・セジウィック 夫ケビン・ベーコンは「優れた監督」
そんな彼女が、TVシリーズの主演を引き受けた理由は「よく書かれているわ」とキーラも絶賛する台本にあったようだ。「TVシリーズをやろうと思っていたわけではなくて、台本を読んで惚れ込んだの。ブレンダという役柄にポテンシャルを感じたし、こんなキャラクターはいままで見たこともなかった。だから演じてみたくなったの」。
そう語るキーラの夫は『ニューヨーク、アイラブユー』や『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』にも出演しているかの名優ケビン・ベーコン。実は、シーズン5第12話「殺しの記念品」では夫・ケビンが監督を務め、2人の実娘・ソシーが出演しているのだ。「ケビンが監督したのは良かったわ。彼は優れた監督だと知っていたからね」と語るキーラだが、どうやら娘との共演シーンではつい“母親”の一面が出てしまったよう。
彼女がいかに緊張していたかを思わせるエピソードも、このインタビュー映像の中で披露してくれている。「とても緊張してたの。うまくいきますようにって」。子を思うあまりに、自分が緊張してしまったというキーラの姿はとても微笑ましい。「このドラマで私が好きなのは、キャタクター個人のストーリーよ。彼らの成長や“旅路”ね」