くらし情報『セリーヌ・ディオンからシナトラ、べートーベンまで 感涙必至の音楽映画、続々公開』

セリーヌ・ディオンからシナトラ、べートーベンまで 感涙必至の音楽映画、続々公開

世界の歌姫が放つ力強い歌声は、感動の余韻にひたる観客の心を、さらに明るく照らしてくれるだろう。

一方、現在公開中の『25年目の弦楽四重奏』は、結成25周年を前にした弦楽四重奏団のチェリスト、ピーターの突然の引退宣言から物語が始まる。ピーターはパーキンソン病の告知を受けていた。今季をもって引退したいと申し出るピーターに、残されたメンバーは動揺を隠せない。

冷徹なまでに精確な演奏で客を魅了する第1バイオリンのダニエル、色彩と質感を与える第2バイオリンのロバート、深みを添えるビオラのレイチェル、そしてチェロのピーターが支えている完璧な四重奏(カルテット)は、それまで抑えてきた感情や葛藤が露呈し、不協和音が響き始める。バラバラに崩れ始めた“四角(カルテット)”に、最終楽章の幕は上がるのか…。

『カポーティ』の名優フィリップ・シモーア・ホフマンに、キャサリン・キーナー、クリストファー・ウォーケンといったアカデミー賞俳優たちが、ベートーベンの名曲「弦楽四重奏第14番」にのせて奏でるのは、人生の“軌道修正”の方法だ。

最後に紹介したいのは、名曲といえばフランク・シナトラの「マイ・ウェイ」を思い浮かべる人も多いのでは?『最後のマイウェイ』(7月20日公開)

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