くらし情報『【特別映像】ベネディクト・カンバーバッチ、奴隷制度のもどかしさを痛感…『それでも夜は明ける』』

2014年3月7日 17:00

【特別映像】ベネディクト・カンバーバッチ、奴隷制度のもどかしさを痛感…『それでも夜は明ける』

でも客観的に言えば、あの時代に人間の中の善良さを見るのは難しい」と語り、人道的に振るまいながら、弱さも隠せない二面性を演じ上げたことをふり返った。

この問題作でメガホンをとったマックィーン監督は、前作『SHAME -シェイム-』でもセックス依存症の男の孤独と葛藤を赤裸々に描き、映画界を挑発した。ベネディクトも「スティーヴは素晴らしい監督だ」と絶賛する。

「彼の映像美学は、観客としても俳優としても楽しめる。演技空間とカメラの間には純粋な目的しかなく、とてもシンプルに保たれている。非常に経済的だ。視野を絞れる。そこが素晴らしいんだ」と語り、監督には全幅の信頼を寄せていたようだ。


真摯な瞳で丁寧に質問に答えるベネディクト。彼が本作での出演で得たものは、今後の作品にも生かされていくに違いない。

『それでも夜は明ける』は全国にて公開中。

(上原礼子(cinema名義))

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