くらし情報『【NZホビット・ツアー】“リアルとファンタジー”の融合…WETAデジタルに潜入』

2014年11月29日 12:00

【NZホビット・ツアー】“リアルとファンタジー”の融合…WETAデジタルに潜入

「『ロード・オブ・ザ・リング』では、ミニチュアを多く使用してCGとスタジオ撮影を合わせて作品を作っていったんだ。一方、『ホビット』ではミニチュアを一切使用せず、全てコンピューターで仕上げた。なぜミニチュアを使用しなくなったかというと、ピーターが自由に作品を編集できるようにするためだ。水の流れもCG、木の葉の動きもCG、昼夜もすぐ変えられるようにね。だから俳優陣はグリーン・バックで演技をしていたんだ」と語るエイトキン氏。

『ロード・オブ・ザ・リング』では出来なかったことを、『ホビット』で出来るようになったのは、技術の進化が大きな要因だそう。その変化を著しく感じることができるのが、いまでは当たり前となったモーションキャプチャを使用するゴラムの登場シーンだ。

「『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムのシーンでは、モーションキャプチャ専用のスタジオでやっていたんだ。
そのときはまだ顔はキャプチャが出来ない状態だった。そのためゴラムの表情はデジタルのアーティストが作っていた。しかし『ホビット』のときは顔もキャプチャができるようになり、主人公のマーティン・フリーマンと一緒に演技ができた。前作よりリアルにアンディ・サーキスの演技が感じられるようになったのが特徴だよ」。

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